画像↑はフロント階(1F)から撮影したB1のバーフィズ(Bar FIZZ)です。グランドハイアット福岡自体が緊急事態宣言の発令に伴い4月8日より臨時休館し、緊急事態宣言の全国解除を受け6月1日からようやくホテルの営業を再開したものの、バーフィズ(およびバーマティーニーズ)は未だに営業を開始していません。
画像を見てもお分かりの通り、既に約4ヶ月もの間休業していることから、ワインセラー内はガラガラ。おそらくモックアップ(展示用の空ボトル)であろうボトルだけが残されており、淋しい限りとしかいいようがありませんね。
また、1FレストランのマーケットFは朝営業のみ。そしてグランドクラブラウンジは改装中、当然のことながらゲストは少ないということで、兎に角ホテル内は静寂に包まれています。
そのようななか、先週末知人と会食する機会があり、私自身も今年の2月以来(約5ヶ月振り)という、久し振りの滞在を行ってきました。
クラブデラックスダブルダブル
私は今年度からハイアットにおける保有ステータスが最上位のグローバリストよりランクダウンwし、エクスプローリストとなりました。
とはいえ、エクスプローリストのベネフィットとして「チェックイン時の空室状況に応じた客室のアップグレード(スイート除く)」というのは存在しており、そのおかげ?もあってアサインされたのは11Fのクラブデラックスダブルダブルでした。
であればエクスプローリストでいいんじゃね?と思われる人もいそうですが、細かくいえばグローバリスト時のようにウェルカムフルーツがない、ターンダウンがない、クラブラウンジへのアクセス権がない、といったことが挙げられます。
現在、グランドハイアット福岡のクラブラウンジは全面改装中でラウンジへのアクセス権を持っていても、行く先がないというのが現状ですがw それでも他のハイアットへ滞在した際にはアクセス権の有り・無しは大きな差があるといえます。
しかし、今年に限っていうならば、新型ウイルスの影響によるハイアットの心遣いで、昨年度に保有していたスイートアップグレードアワードをそのまま繰越し、また新規でクラブラウンジアクセスアワードが付与されたため、グローバリストに近い感覚でハイアットを利用できそうな感じ。
またグランドハイアット福岡に関しては、過去からのお付き合いも深いことから、あまり不自由もありません。今回もチェックインの際に見知ったスタッフ達から挨拶を受け、滞在中も以前と変わらぬ対応を受けました。
よってステータスというのは(以前も書いたと思いますが)見知らぬ所(初見の場所や環境や対人)で威力を発揮するものであり、見知った所では、さして必要としないということです。
そういったことから、初見での環境では、レストランでもホテルでも、プレミアム系カードのコンシェルジュデスクから予約するというのも手でしょう。というのが私の考えです。
話が少々逸れましたが、このジュニアスイート構成のクラブデラックスダブルダブルは、相変わらず快適な空間を提供してくれました。ちなみに今回は2名1室12,000円(しかも朝食付き)の最安ルームからのアップグレードです。
今まではターンダウンサービス時にバス・トイレの再清掃・タオル交換などが当たり前の光景だったため、外出前にシャワーを利用するのがルーティンだったのですが、今回のように(というか今後もですが)客室へ帰って来た際にそのまま(使用後)の状況なのが辛かったりします。慣れって怖いですねw
ミニバーと冷蔵庫内はこんな感じで以前から変化はみられません。が、先にも記したよう現在グランドクラブラウンジが改装中にてカクテルアワー(とモーニッグブッフェ)のサービスが停止されているため、グローバリスト会員は客室内ミニバーの利用および1Fレストラン マーケットFでの朝食が無料となっています。
ウルフギャングステーキハウス
この日は夕刻から雨も激しく、ホテル内飲食店で唯一ディナー営業を行っていたのはウルフギャングだけだったことから、独自のカクテルアワーも兼ねて、久し振りに大振りな肉を喰らいましたw
Tボーンステーキがデカ過ぎて、最後の2切れが食せないものの、ポテトやティラミスなどのサイドメニューは食べるといういつもの光景w
ソーシャルディスタンスを保つべく店内に程よくゲストを散らし、我々はキャナルを眼下にゆっくりとディナーを楽しみました。
ザ・マーケットF
翌朝の朝食は1Fレストランのザ・マーケットFでいただきます。とはいっても現在はブッフェでなく洋食をプレートでの提供。卵料理のみ事前にオーダーするスタイルとなっています。
ブッフェスタイルは無くなり、マスク入れが各テーブルに用意されていますが、これもいつまで続くのでしょうかね。
提供されるフードはこんな感じ。お代わりは頼めるのかもしれませんが、本来はブッフェで好きなものを、好きなだけ食せるという環境からのコレだと、この朝食に3,000円以上支払うゲストは少ないのではないでしょうか。
私の場合は朝食を食べない日の方が多いことから、この内容でも十分なボリュームではありますが、朝食付きプラン若しくはグローバリストでの無料提供でなければ個人的には不要です。
とはいえ、今回は見知ったレストランスタッフとも会いたかったため朝食付きにした次第。皆さん元気そうでした。そして8月からはディナー営業も復活するそうな。
ところで、最も親しい間柄(というか付き合いが長い)各バーのスタッフ陣はといいますと、関連の別会社へ出向した人もいますが、その多くが現在ホテル内各処(EVの各階ボタンや、ゲストが触りそうな各処)の消毒スタッフとなっています。
本来の業務とはかけ離れた作業に戸惑いもあったようです。しかしこれはこれで重要な業務。ホテル内を歩いている際に数名にはお会いしましたが、一生懸命その業務を全うする姿を目撃し、少しでも早くこの新型ウイルスが落ち着き、私が好きだったバーフィズやマティーニーズが復活することを願ってやみません。