前記事からの続きとなります。上記マップに記された範囲の「サニタリースペース」及び「客室設備」「特別室用貸切露天風呂」を簡単に紹介します。
浴室(客室付露天風呂)
浴室は「二の間(寝室スペース)」からアクセスします。洗面は「シングルシンク」、
アメニティは「資生堂」と「POLA」です。
「洗い場(シャワーブース)」へと続きます。
バスアメニティは「MARKS & WEB(マークス&ウェブ)」でした。知名度の高い商品ですね、すすぎ易くまた肌にも易しいソープだと思います。
「月燈庵」における温泉の「泉質」です。「掛け流し」ですが「源泉が高温」のため、温度調節に若干の「加水」がなされています。
客室付の「露天風呂」です。
「2~3人」は利用可能な浴槽となっています。
浴槽からの「景観」です、「白滝川」の「せせらぎ」が心地良い空間でした。
一の間 広縁(水屋)
一の間の「広縁」です。
「桂離宮」の松琴亭同様に「水屋」が再現されています。
細部まで造り込まれた「広縁(水屋)」は本当に素晴らしいと感じました。
庭園(白滝川)
広縁にも「下駄」が用意されていますので気軽に散策が可能です。
天気が良ければウッドチェアで寛げますが、今滞在は生憎の「雨模様」でした。
「白滝川」は川幅も広く「小川」とはいえません。6月には「蛍」も鑑賞できるそうです。
設備(アメニティ)
設備関係です。旅館は「お茶セット」が基本ですね。
また、滞在する(非日常感を求める)目的から「TVモニター」は必要ないと感じます。私の「トローリー(RIMOWA)」もそうでしたが、この空間には似合いませんし必要ありませんね。
私的には「棚の中へ設置する」、若しくは「設置しない」といった設定の方が良いと思います。
冷蔵庫(ミニバー)です。お代わり用の「モエ」と「パイパー」が用意されていたのは流石です。
「浴衣」と「作務衣」、大浴場や貸切露天風呂へ出掛ける際の「バッグ」等が用意されています。
「スパ」施設はありませんが、客室内で「アロマトリートメント」を受ける事が可能です。
「炉畳」は飾りでなく「炉」も設置されていますから、茶会を催す方もいるかもしれませんね。
今の私には不足していたのでしょう、久し振りに「和敬清寂」という言葉を思い出しました。
一の間(全容)
松琴亭(夜間)
夕食後の日が落ちた「松琴亭」とその近隣です。
人工的な「音」は何も聞こえません。
涼しげな「欄間(らんま)」も再現性が高いですね。
夜の「客室露天風呂」と、そこからの景観です。
「Bar」から帰ってくると「ライトアップ」が「消灯」されていましたので、おそらく23時で自動OFFとなるようです。
欅(特別室専用貸切露天風呂)
「松琴亭」の隣りが「特別室用貸切露天風呂」となっています。
利用時には「札」を裏返して「内鍵」を掛ける方式です。
「特別室用貸切露天風呂」は並んで2つ用意されていますが、そのどちらも同じような造りで、あまり違いはありません。
↓左側(マップ上では「松琴亭」側)の露天風呂(画像3枚)です。
↓右側(マップ上では「笑意軒」側)の露天風呂(画像3枚)です。
いずれも「長湯」してしまいそうな、ちょうど良い「湯加減」でした。
最後は「食事関係」を掲載します。