週末は全国的に冷え込むとの予報もあり、温泉で温まるべく「嬉野温泉 吉田屋」を訪れました。ちょうど今年で創業88周年らしく、先日宿からお誘いの手紙も頂戴していたこともあり昨年9月振りの再訪です。
各施設の詳細は過去記事を参照下さい。
- 嬉野温泉 吉田屋 嬉箱 2013-09-1 (YOSHIDAYA KiHaKo)
- 嬉野温泉 吉田屋 葵 2013-09-2 (YOSHIDAYA aoi)
- 嬉野温泉 銭湯 吉田屋 2013-09-3 (YOSHIDAYA Hot Spring)
- 嬉野温泉 吉田屋 虚空蔵 & 足湯Bar クロニクルテラス 2013-09-4 (Kokunzo & Chronicle Terrace)
目次
Arrival
宿泊ゲストのパーキングは「Cafe & Shop KiHaKo(嬉箱)」と共用になっており、車での来宿者分のスペースは事前に確保されています。天候は良くとも、昨年9月の残暑残る時期とは異なり気温は低く、ヤギの「キコ」も冬用の毛並でした。
嬉箱内の雑貨を見ながら通り抜け、足湯を横目に足湯Bar Chronicle Terrace(クロニクルテラス)側から宿のレセプションへと向かいます。
Check-In
チェックインとはいえ、作業は何もありません。名前を伝え、嬉野茶と茶菓子を頂いた後、頃合いを見たスタッフから客室へとアサインされます。(初滞在のゲストは記名が必要だと思います)
薪ストーブは視覚にも、また実際、暖かでした。
Yamabuki(客室:山吹)
前滞在はスイートタイプの「天然檜風呂付モダン和室 葵」を利用しましたが、今回は「露天・内風呂付モダン和室 山吹」を選択です。その特徴は客室に「露天風呂と内風呂」の2つの風呂が設置されているところでしょう。個人的には「山吹」の方が好みですね。
現在「葵と山吹」は吉田屋を代表する客室ですが、さらに新たな客室を3Fに2部屋建設中です。その完成は今春(もともとは昨年末完成の予定だった)とのことでした(女将談)。
1ルームタイプとはいえ、その広さは50㎡を超えており4人家族でも十分に利用が可能です。テーブルや椅子、小物類にも拘りが見られモダンな客室に仕上がってますね。
Equipment & Amenity
設備やアメニティ等は、TV・オーディオ関係含め全て棚へと収納されています。よって、棚を空けない限りは非常にシンプルで、視覚的にもスッキリした空間を演出しています。
Bathroom
独立した洗面室は焼き物(おそらく地元の吉田焼)のシンクが設置されています。内風呂も広く、雨天時には利用価値が高そうです。しかし、天候に恵まれればやはり露天風呂でしょう。
この檜の浴槽は、大人4人が横並びで足を伸ばして入れる程大きく、湯を張るのに1時間近く時間を要します。勿論、化粧水のような「源泉」のみを入れ、湯が冷めるのを待ちます。
朝・昼・夜と時間があれば入浴です。吉田屋には貸切湯が5つ用意されていますが、今回は滞在時の殆どを部屋付の露天で過ごしました。気温一桁の中(九州平野部でのマイナス気温は殆どありません)露天は最高ですね。夜間の入浴時に空を見上げると、オリオン座と月が綺麗でした。
Dinner & Morning(虚空蔵)
食事は全て1F「虚空蔵」の個室で提供されます。今回のメインは「A5佐賀牛」と「すっぽん」です。特に椀物で提供された「すっぽん肉」は美味でした。(料理画像は品目を若干割愛しています)
茶所とあって、お茶は言うまでも無く「美味しい」です。
朝食の内容は前回とほぼ同様でした。前回も書きましたが「御飯」が美味しく、それを「ご飯の友」各種が更に引き立てる為、お代わりは欠かせません。
また、スタッフからサーブされるタイミングが絶妙で、それが食事の美味しさにも繋がっていると再認識しました。
Check-Out
チェックアウト時間まで行う事は、やはり入浴です。このために来たのですから当然ですね。
今回も各スタッフの接客・対応は素晴らしく、高いレベルのサービスを目指す姿勢が伝わってきた滞在となりました。女将を始め、宿の全スタッフへ感謝したいと思います。