此度の京都滞在先は定宿のハイアットではありません。また京都内に点在するSPG系でもなく、2013年に長谷工(長谷工コーポレーション)から買収しオリエンタルランド系列となった「京都ブライトンホテル」を利用しました。
ホテルの予約に着手したのは今年1月、既にその時点で4月1週目の京都内ホテルはほぼ満室の状態で、コンシェルジュに依頼し何とか予約できた先が京都ブライトンだったのです。大阪もそうですが、特に京都は以前のように直前予約が取れると思わない方が良いかも知れませんね、年々厳しくなっていると実感しています。
ホテルロケーションは京都御苑近くで、京都観光の起点には申し分ありません。が、この時期の京都市内は地方紙一面トップを飾るほどの大渋滞が終日発生しており、地上交通はほぼ麻痺状態のため地下鉄を有効活用する観光では少し不便な立地ともいえます。
しかしホテル側もその点は対応していて、1時間に3本のペースで地下鉄「烏丸御池駅」までのシャトルバスを運営しています。烏丸御池駅は(南北の)烏丸線と東西線の分岐駅ですから、最寄駅まで地下鉄で移動し、その後タクシー(若しくはバス・徒歩等)で目的地へアクセスする方法が現在の京都では時間的に有効でしょう。いつもはタクシーでの移動が殆どの私も、今回ばかりは滞在中2回しか利用しませんでしたw
Reception & Check-In
京都の場合、様々な規制から高層といえそうなホテルは京都駅周辺位です。京都御苑(御所)近くである京都ブライトンは地上6階建てで、周辺の民家に紛れるよう建っています。しかしホテル内に足を踏み入れると最上階までの全階吹抜けの設計で、外観からは想像できない開放感を有するホテルでした。
レセプション横には、春をイメージした演出「桜雛」が飾付けされていました。ゲストの大半は(欧米系主体の)外国人で、この雛前での記念撮影は途切れることがありません。ちなみにこのホテル、陰陽師・安倍晴明の屋敷跡に建ってるそうです(ホテルスタッフ談)。
アサインされた客室は5階「エグゼクティブ ツインルーム」、また30名限定での「高台寺特別早朝拝観」に連れて行って貰いました。
Executive Twin
エグゼクティブルームの広さは42㎡、ベッドはハリウッドツイン、リビングセット(ソファー・ダイニングテーブル)も配置された効率の良い間取りです。
5階とはいえ、周辺は住宅地のため景観も悪くありません。客室から見える民家の桜も綺麗でした。
ウェルカムアメニティの自ら点てて頂く「抹茶セット」には京都らしさを感じました。外国人にウケそうです。近隣にコンビニ等が無いことから冷蔵庫の商品はもう少し充実しても良いような気がします。
Bathroom
バスルームは最低限の広さと設備ですね。しかし洗面もバスルームも天然の地下水を利用しているとのことで、水の上に浮かぶ土地「京都」をここでも感じました。
Breakfast(離れ座敷:翠光菴)
翌朝、高台寺の拝観後はホテルへ帰還し、京懐石螢離れ座敷「翠光菴」で朝食の「鮑粥付き特別朝食」を頂きます。離れ座敷は懐石レストラン「京懐石 蛍」の最奥に設(しつら)えられた特別室で、通常のゲストは利用できません。早朝拝観メンバーのみに解放されました。
味付けも程よく、食い倒れ的な旅にはピッタリといえる朝食でした。
Google Map
今回、京都市内で目的地確認のためにグーグルマップを利用した際、京都マップ版パックマンが表示され驚きましたw ちなみにそのままゲームとして遊べます。どうやらエイプリルフール企画のようで、いつまで遊べるか?分かりませんが4/4現在ではまだ表示されています。
次回のエイプリルフール企画は「平安京エイリアン」だと個人的に喜びますw