7月1日に開業記念パーティー(前夜祭)を行い、7月2日にオープンしたハイアットリージェンシー那覇 沖縄へ滞在してきました。
サブブログの方では建築途中の記事も幾つか掲載してきましたので、そのリンクも貼っておきます。
◆2014年09月:ハイアット ホテル & リゾーツ 沖縄進出(HYATT)
◆2014年11月:ハイアット沖縄 進捗状況と、ダブルツリーbyヒルトン那覇 プレミアムルームキング
◆2015年02月:Okinawa Stayと、NH OKA-FUK Premium Gozen 2015-02
◆2015年05月:ダブルツリーbyヒルトン那覇と、ハイアットリージェンシー那覇沖縄
◆2015年07月:ハイアット リージェンシー那覇 沖縄 2015-07(HYATT)
敷地は↑この画像にほぼ全て収まっています。ということで海辺のリゾートホテル的な広大さはありません、限られた敷地で上手くまとめられた設計だといえます。あくまでシティリゾートホテルだそうです。
車寄せ⇒降りて正面にレセプションという動線を避け、敢えてS字に蛇行させたアプローチです。狭い敷地の中、設計に工夫が伺えますね。
1Fレセプションホールは2Fまでの吹抜けで開放感を演出しています。
家具やソファーファブリックの色使い、レセプションカウンター前の噴水設置など、他の国内ハイアットとはまた違った仕上がりですね。かといって沖縄的でもなく、各処を撮影しているうちに何とも言えない違和感を覚えました。何なのでしょう?
以前、建築中に拝見した施工看板には設計・監理「株式会社 国建」、インテリア「株式会社 イリア」と掲載されていました。設計は地元沖縄の企業も、インテリアはアンダーズ東京やアマン東京、ヒルトン福岡、パークハイアット上海などの家具を手掛けた企業のようです(参考:株式会社 イリア)。
Regency Club Lounge
1Fレセプションカウンターで名を告げると、そのまま最上階(18F)へ連行wされ、クラブラウンジで手続きを行いました。18Fにはラウンジの他、レストランとバーも運営されています。また暗くなりがちなEVホールは、天窓からの採光で↑画像以上に明るく感じました。
ラウンジは十分なスペースが確保されており、片側(北側)全面に窓を配した眺めの良い空間です。
ティータイムの時間帯だったこともあり、ラウンジに他のゲストはおらず、コンシェルジュと話せば日本人でなく(日本語堪能です)、他のスタッフと挨拶を交わすも誰一人として沖縄の人がいませんでした。聞けば最上階(18F)の全スタッフ(15名)中、沖縄の方は僅か2名だそうです。1Fスタッフ陣も同様で、このホテルで感じた違和感のひとつは人にありました。良くも悪くも沖縄の匂いがしませんw 土地勘もあまり無く、むしろ私の方が詳しいといったレベルのため、当面観光等の細かなアドバイスはあまり期待しない方が良いでしょう。
しかしラウンジからの眺望は一見の価値アリです。小高い丘の上という立地の18Fは、おそらく周辺建築物の中で最も高い視線でしょう。同じ高さの視線だと、窓のムコウに見える那覇新都心(おもろまち)に立つツインタワー(億ション)位だと思います。
さらに、ラウンジには隣接してオープンテラスも用意されています。が、その紹介はカクテルアワーの際に掲載したいと思います。
Executive Suite Twin
さて、今回利用した客室は16Fのエグゼクティブスイートツイン(64㎡)、ちなみにラウンジアクセスが可能なクラブフロアは15,16,17Fです。
フロアプランはリビングスペースとベッドスペースに別れ、客室のほぼ中央へ配置したバスルームを中心に客室内を1周できる動線となっています。
此方がベッドスペース、そのムコウは通常バスルームの設定が多いと思いますが、ココはダブルシンクの洗面カウンターです。アメニティ類は国内リージェンシー系と異なりACCA KAPPA(アッカカッパ)を使用。
バスルームは何故か?ベッドスペースでなくリビングスペースからスケスケのパターンw シャワーはレインも完備され、流水のONOFFはボタン式です。
(この客室の場合)ブラインド・カーテンは全て電動、設備も冷蔵庫・ミニバー・珈琲メーカー・Bluetoothスピーカー等、一通り揃っているものの、個人的に残念だったのはワークデスクが無かったことです。仕事を捌くには適していません。
客室は南向き(ラウンジの逆側・那覇空港側)でした。何も遮るモノがない高層建築物のため日当たり良すぎて日中は少し(いや、かなり)室内の温度が上昇しますね。しかしコチラ側も眺めが良く、空港離発着の航空機まで見ることが可能です。
通常1滞在1記事を心掛けていますが、今回は初滞在ということでカクテルアワー及びその他施設は次記事へ掲載致します。