別府温泉旅館 テラス御堂原における滞在で、前編で掲載できなかった部分を此方に纏めておきたいと思います。
全17室と小振りな宿で、客室全てに半露天風呂が設置されていることから、パブリックスペースといえばロビーと大浴場、そしてお食事処の3ヶ所しかありません。
大浴場
立地上、山の中腹であることから宿は斜面に沿って建てられており、敷地内の最も低い場所へ大浴場が建設されています。男湯と女湯に分離された浴場は非常にシンプルな造り。妻に男湯の画像を確認して貰うと、女湯も(シンメトリーの)同じ造りだそう。
よって朝夕で男湯と女湯が入替るということもありません。滞在するゲストは殆ど訪れることがないようで、私が利用した際も誰一人見ることはありませんでした。誰もが客室付の半露天風呂を利用するのでしょうね。
Dinner
食事は部屋食でなく、全てお食事処「雪月花」で提供されます。雪月花ではテーブル席とカウンター席が設けられ、我々は個室のテーブル席へとアサインされました。
テーブルには既に前菜が用意され、乾杯と同時に刺身盛りがサーブされます。ひとつ気になったのは開業間もない(4ヶ月)ということもあってスタッフが皆さん硬いw 時間が解決することでしょうが素材の説明などまだ慣れてない様子でした。今後に期待したい処です。
メインは豊後牛のすき焼き。素材が良いため当然ながら美味でした。我々が完食したことから、夕食のボリュームは適量と感じますが、食欲旺盛な方には少し物足りないかもしれませんね。
食後に立ち寄ったロビーを見て感じたのは「勿体無い空間」ということ。折角眺めも良いロケーションなのですから、夕刻以降はバーなどにこの空間を活用した方がゲストも楽しめると思います。
別府市街散策
ということで、残念ながら館内にはバーが無いためタクシーで別府駅周辺へ(1,500円程度)向かい、食後のお酒を楽しみました。まず最初に伺ったのはダイニングバー「B&G」。
1F立ち飲みスタイルのカウンターで頂きます。私は泡、妻はホットワインなど、思い思いに数杯。
1軒目(G&B)で地元の方から教えて頂いたバー「井ノ上」へと移動します。ココは本格的なお酒が楽しめるそう。
此方ではウイスキーを数種類の飲み方で、妻はオリジナルのカクテルを頂きました。銘柄は豊富に取り揃えてあります。
〆は辛麺屋。別府まで来ているのに、気付けばなんだか地元と大差ない楽しみ方ですねw
辛麺屋は蒟蒻麺を使用しているため低カロリー。体に優しい〆アイテムです、辛さは得意でなく普段0辛w なのですが、頑張って3辛を食しました(ちなみに妻は5辛)。
View
満足の別府市街散策を終え、宿へと帰還します。地元の人でないとなかなかこの宿へ夜間に辿り着くのは厳しいでしょう。それくらいに宿周辺は真っ暗で何も見えません。
客室のバルコニーから見た別府市の夜景。画像右側のぼんやりと灯る夜景は大分市のもの。
Morining & Check-Out
翌朝の食事も「雪月花」で頂きます。朝食は2名掛けのカウンターでした。山菜・野菜中心の朝食は嬉しい限り、ゆっくりと時間を掛けて食しました。何故ならこの宿、他の温泉宿と異なりチェックアウト時間が11時に設定されているため、朝食や入浴がじっくり楽しめます。
食後の珈琲を頂いたのち、大浴場などチェックアウト時間ギリギリまで楽しみました。