客室付の露天風呂を楽しんだ後は敷地内の湯を楽しみます。田乃倉・山灯館・なな川のゲストは、それぞれの温泉を行き来する湯めぐりが可能となっており、各温泉を楽しむことができるのもひとつの特徴。
山灯館の温泉は一昨年の滞在時に利用したため、田乃倉に設置されている2つの温泉へ。前編同様、↓に館内マップを貼っておきますので参照下さい。
田乃倉 源流の湯
まずは源流の湯。到着日は此方が男湯となっていました。泉質は単純温泉。基本的に温泉付きの客室が多いため、利用者は少なくいつも貸切状態w 由布院自体の観光客が減少していることから滞在ゲストも少ないのでしょうね。
田乃倉 金鱗の湯
此方は翌朝利用した金鱗の湯。巨大な内湯・露天共に「ぬる湯・あつ湯」といった温度の異なる湯が楽しめます。この日も独り占めの状態です。これなら露天風呂付客室でなくて良いかもw 色々な意味で由布院を堪能するなら今かもしれません。
食事処 藤玉庵(夕食)
田乃倉・山灯館と異なり、なな川の客室は全てがメゾネットであるため、食事処などの施設はありません。ゲストの夕食内容によって田乃倉もしくは山灯館の食事処へ振り分けられるそう。我々は田乃倉の食事処「藤玉庵」の個室へアサインされました。
藤玉庵はゲスト以外の観光客にも昼食を提供する会席料理店でもともと料亭。この料亭から派生したのが旅亭 田乃倉なのです。ちなみに田乃倉のゲストは部屋食だそう。個人的には食事の香りが残る部屋食よりも食事処での夕食が好みですし、現在の主流だと思います。
また、田乃倉・山灯館・なな川の全料理を同じ料理長が仕切っているため、何処に滞在しても料亭の味が楽しめる宿だといえます。
料理詳細は↑お品書きを参照下さい。
一昨年の山灯館滞在でも絶賛した通り、特に「椀物」の餡かけ系が美味。↑この餅餡かけを食しに来たといっても過言でなく、この椀だけは通年定番で提供されるこの宿(料亭)の名物料理なのだそうです。
豊後牛の↑しゃぶしゃぶと、↓ステーキ。妻のリクエストで両方用意して頂きました。おかげでこの後の料理が殆ど入らずw
しかし安定の味わいで美味しい。デザートとモエはそのまま客室に持帰り、温泉と同時に楽しみましたw
食事処 藤玉庵(朝食)
夕食から一転、朝食はお粥とご飯が用意され、非常にアッサリとした味わい。も、やはり一品一品丁寧な仕上がりです。
チェックアウト時間も11時とゆっくりなうえ、この日は1時間レイトの12時まで滞在させて貰ったため、個室でゆっくり時間を掛けて朝食を楽しみました。
Check-Out
朝食後(とはいえ11時頃ですが)はお土産の買出しに湯布院町のメインストリートへ。普段は観光客であふれるこの通ご覧の有様。由布岳も少し淋し気ですね。少しでも早くいつもの由布院に戻って欲しいものです。
その後チェックアウトまでは再び温泉を楽しみます。20時間以上滞在したことから気分的には2泊分といってもよいでしょう。今後1泊での温泉旅行ではレイトチェックアウトを選択したいと思います。数時間とはいえ、これだけで気分的に慌しくないのは温泉宿ならではですね。
今後も時間を見付けては由布院へ訪れたいと思います。