昨月(5月)滞在した淡路島は洲本市の洲本温泉 海のホテル島花での滞在記。ココには2年前にも訪れており、その際にいたく気に入りました。私の地元(九州)でいうならば、大分市の別府的な海を望む温泉郷であり、殆ど全てのホテルから海が眺められ、またその殆ど全てのホテルはニューアワジグループが占めています。
目次
ニューアワジグループ
横幅が広めのPCだとクリックで上空からの画像↑が拡大できます。青と黄と白で囲った枠の中のホテルは全てニューアワジグループ。ココだけで7つのホテルが並び、そのホテル全てを行き交うことが可能。黄枠は2年前に滞在した花季。今回滞在したホテルは白枠の島花です。
島花から延びるオレンジのラインはホテルが所有する専用の渡し船航路。専属の船頭が待機しており、好きな時に船を出してくれます。ちなみに、神戸ベイシェラトンなどもこのニューアワジグループです。
[blogcard url=”http://www.nein.in/travel/24095/”] タクシードライバーの話しだと、マップ左上のサントピアマリーナもニューアワジグループが買い取ったとか。この辺り一帯はどこに泊まってもニューアワジグループというワケですね。Check-In
今回滞在した島花は6階建ての構造で、各フロアマップは以下画像↓の通り。島花の中では最上階に2室しかないオーシャンビュースパテラスルームを利用しました。もともと最上階は客室が2室しかなく、その他は展望浴場およびエステ・スパルームとなっています。
チェックインカウンターは小ぢんまりとしたもの。そもそも規模の大きなホテルでないためEV(エレベーター)も1機しかありません。この辺りを占めるニューアワジグループのホテル群は本丸のホテルニューアワジ以外、全てこの中規模サイズのホテルです。
館内は1Fから6Fまで全て吹き抜けの構造。先のフロアマップでも分かるよう上空から見ると三角形の建物になっています。
オーシャンビュースパテラスルーム(室内)
館内に2室しかないスパテラスルームは、各眺望の2タイプ。大阪湾を望むオーシャンビューと、マリーナを望むハーバービュー。少々客室は狭くなりますがオーシャンビュー(36㎡)を選択しました。バルコニーの方がおそらく客室内より広いw
客室内の広さや設備は、おそらく他フロアの一般客室とさほど変わらないと思います。通常の2ベッドルームですね。
珈琲メーカーやBluetoothでのワイヤレススピーカーなど、設備に過不足はありません。また、バルコニー側の床面には遠赤外線の岩盤浴的な設備が設けられていました。こういった客室は初めてです。
画像右下はチェックインの際に頂いた2泊分のドリンクチケット。このチケットで館内のカフェを利用できます。
客室奥からバルコニー側を撮影。この客室は、広さよりも眺望を優先した造りということが伺えます。
室内にユニットバスは備えてあるものの、同フロアに展望温泉やバルコニーにはジャグジーが設けてあるため、室内の浴室を使用することはありませんでした。むしろ要らないw
オーシャンビュースパテラスルーム(バルコニー&ジャグジー)
オーシャンビュースパテラスルームにおける最大の売りであるのが、このジャグジー。見ての通り、大阪湾から関空のある泉佐野市、そして和歌山方面までが一望できる贅沢な眺めです。滞在中は天候にも恵まれ、この眺望を堪能しました。
View
一方、バルコニーからはニューアワジグループのホテル群も望めます。画像内の建物は全てグループホテル。
画像↑のように今回滞在した島花だけ少し離れたロケーションということから、グループホテル内の温泉やレストランなどに向かったりする際には渡し船で快適に移動できます。前回は向かいの花季(黄○)のバルコニーや半露天風呂からコチラ(島花)を見たのを思い出します。
此方↑は滞在中、殆ど利用することのなかったもう一方のバルコニーからの眺望。真正面が大阪湾という方角。ただ、現在向かいに何かを建築中のようで、もしかするとこの眺望を遮る建築物ができるかもしれません。
展望浴室 霑
男女個別に設けられている展望浴室の霑(てん)は今回滞在したスパテラスルームと同フロア(最上階)で、客室の隣だったことからアクセスは文句なし。
ココも大阪湾を一望する眺望。ホテルゲストの全てが利用できる大浴場(温泉)ですが、私が利用した際に他のゲストと会うことはなく、ほぼ貸切状態。そのことからココかバルコニーのジャグジーばかりで客室内の浴室を1度も利用することはありませんでした。
故に、撮影し放題w 大浴場は2つに分かれ、洗い場のある浴場は窓や天井がガラス張りも、もう一方はガラスがはめ込まれておらず半露天の造りとなっています。
その他館内施設(カフェ・プール・テラス・ラウンジ)
館内施設はかなりの充実度で、その全てを網羅し、1つに纏めたのが↑画像の手作り案内(iPhone撮影)。これが最も分かり易いので採用。以下↓の画像はバーも兼ねたカフェと、そのアウトサイドにあるプールやテラスなど。そして最下部の画像2枚が我々の客室と同フロアに設えられてたラウンジです。
淡路島価格なのか?山崎12年が1杯1,000円と驚きの値付けだったことから、温泉上がりや、妻がスパなどで不在の時などは殆どカフェで山崎を飲んでました。私が頻繁に来ては山崎をオーダーすることから、スタッフ達は不思議そうに見てましたけどw
レストラン(夕食)
夕食や朝食の全てを提供するのはホテル1Fの大部分を占めるレストランです。特に夕食時の際は、各ゲストのコース内容によってアサインされるテーブルが異なります。
初日は海菜美創作和洋コース。画像メインで掲載するため、コース内容はメニュー表を参照ください。料理に合わせてオーダーしたドリンクはクレマン。
ちょうどこの日は土曜日ということで、レストラン中央に備えてあるピアノの演奏を聴きながら食事を楽しみます。
明石産の鯛や淡路産の淡路牛・たまねぎなど、地物を使用したコースで美味。そして2日目の夕食は島宝炭火焼コース。今年10月末までの限定コースだそう。
此方も地物中心の食材ですが、全て自ら焼いて食します。ニューアワジグループの中でもオーベルジュとしての色合いが強いこのホテル(島花)は宿泊は当然のことながら、レストランにより重きを置いているようです。2食共に満足の内容でした。
レストラン(朝食)
朝食はブッフェ式です。よって2日間とも内容は同じモノ。ですが、提供される品目数はかなり豊富で、淡路産のたまねぎスライスや、そのたまねぎを使用したカレー、また四国と近いことからうどんなども提供されています。2泊位では全て食せませんね。
2日目の朝食はマリーナサイドへアサインされたものの、客室からコンデジを持って行ってなくiPhoneで撮影。やはり濃淡が極端なシーンではノイズが酷いですね。
Check-Out
ということで、2日間の淡路島滞在は、地元の知人と昼会食などで寿司を頬張るなど、十分堪能することができました。
前回、グループホテルの花季へ滞在した際にも記したよう、ホテルスタッフは総じて皆若者が多く、非常に活気ある空気です。
また、これは地元の観光業としては課題かもしれませんが、私が普段利用する由布院や別府、嬉野などに比べると大陸系や韓国系のゲストが少なく(殆どいないといってよいほど)とても静かな空間が保たれています。なので、そこがいい。
チェックアウト後の迎えは、向かいのグループホテルへ依頼し、次回はいつ洲本へ足を運べるだろう?と考えながら渡し船で帰路へと就きました。
が、その次回はスグに訪れますw まさか2ヶ月後に再度淡路島へ上陸することになるとは、この時思ってもいませんでした。