昼間は気温23度前後というまだまだ夏の終わり頃のような沖縄に上陸しています。今回の主たる目的は地元エージェントとの忘年会なのですが、その空時間を利用して先日火災に遭った世界遺産首里城公園へ足を運びました。
守礼門からひと回りしてみた
現在の首里城公園は、火災後より解放区域が広がっており、焼失した正殿およびその御庭以外は自由に歩き見ることができます。ということで焼失から免れた守礼門から歓会門、瑞泉門、広福門を経て、正殿・御庭へ可能な限り近付いてみました。
それがこの首里城復興モデルコース↓です。
正殿・御庭まわりの状況
広福門手前、および通過後に見えるのがこの↑風景(奉神門)です。ちょうどこの日、報道陣には御庭(うなー)までが公開された模様。我々一般にはここまでしか近づけませんでした。
御庭の右側へ回り込んで撮影したのがこの風景↑。御庭に二本立つ、焼けた大龍柱を遠目に見ることができます。
この画像が最も全体像に近い。書院・南殿・黄金御殿あたりから正殿方面を撮影したもの。ですが、何が何処だか?分かりませんね。
ということで汗だくになりながら撮影はしたものの、実際に足を運んで自らの目で確かめねば、この悲惨な状況は伝わらないのかもしれません。
首里城の復興・再建に関しては国家事業として取組む方向のようですが、再建前に過去不十分だったといわれている発掘調査の再発掘を行うのか?再発掘調査を行えば再建が遠のくのではないか?そもそも今回の出火の原因は?などなど、問題は山積しているのが現状のようです。
私にできることといえば、少しばかりの寄付と、沖縄に足を運ぶこと位のものですが、この沖縄のシンボルともいうべき首里城の、あの優美な姿を、いつの日かまた眺められることを期待してやみません。
大石餃子店
オマケ記事ですw 忘年会の流れで訪れた餃子店をご紹介。国際通り界隈はインバウンドを含めた旅行者が多いことから、地元の人や長年沖縄に足を運んで地の利を得ている人は栄町(ゆいレールでいえば安里駅)を選択するシーンが多いと思います。私もそのひとり。
この栄町は相当に(行けば分かりますがw)ディープな空間です。しかし美味しい飲食店が多く、そして価格も国際通りとは異なり安い。
その栄町のなかでお気に入りのひとつがこの大石餃子店です。店舗外壁はピンク、入口も扉一枚と、一見客はまずいません。というか飲食店とは思えませんw
が、一歩中に入るとカフェ的な空間のなか、美味しい餃子がいただけます。そして予約をしないとまずテーブルに着くことができません。それほど人気店です。
ここ最近はSNSの影響もあって、栄町界隈で旅行者も見掛けるようになりましたが、まだ地元の人の比率が高いと思います。国際通りや久茂地界隈に少し飽きたという那覇中級者の人は、ぜひ栄町をお試しあれ。