先日、ワールドオブハイアットからのメールで、来月(3月)1日からの新年度にむけた新たなマイルストーンリワード開始の案内がなされました。
もっと多くのリワードをより頻繁に獲得したいとお考えのお客様のために。2019年3月1日より、ご利用実績の条件に基づいてお客様にもっと早く、より頻繁に特典をご獲得いただける、進化した会員特典「マイルストーンリワード」をスタートいたします。※ワールドオブハイアットの案内より
要は細分化された達成リワードの案内です。宿泊を重ねるごとに次のリワード(特典)が見えてきて、そのハードルを目指したくなるという狙いでしょう。
単発的な数ヶ月間のキャンペーンだと個々の事情で全く参加できなかったりと、あまりフェアではありませんでしたが、年間を通したテーブルで実施されることから、これはなかなか改善されたモノだと思います。その内容を見てみましょう。
マイストーンリワード特典の変更内容は確かに改善
・20泊 or 35,000Bpt:クラブラウンジ利用特典2回分
・30泊 or 50,000Bpt:無料宿泊(カテゴリ1-4)+クラブラウンジ利用特典2回分
・40泊 or 65,000Bpt:ボーナスポイントまたはハイアットギフトカードまたはポイント交換時の割引
・50泊 or 80,000Bpt:スイートルームへのアップグレード2回分
・60泊 or 100,000Bpt:無料宿泊(カテゴリ1-7)+スイートルームへのアップグレード2回分+マイハイアットコンシェルジュ
・70泊移行100泊まで10泊ずつ:ボーナスポイントまたはスイートルームへのアップグレード
各種達成リワードは上記の通り。滞在でいえば20泊からスタートし、100泊までの10泊刻み。アンダーライン(60泊)がハイアットの最上級会員であるグローバリストの条件ですから、グローバリスト基準を満たす人はそこまでに至る全ての特典がもらえます。
またグローバリスト基準に満たなくても、10泊刻みで特典が用意されているため、例えば20泊を達成した時点でクラブラウンジ利用特典2回分、30泊だとさらに無料宿泊(カテゴリ1-4)を獲得可能というもの。個々の宿泊数に応じたリターンは分かり易くて良い。
しかしできれば10泊からスタートして欲しかったと思うのは私だけでしょうか?w
ただし2020年からグローバリスト2年目以降の55泊基準が廃止
また、案内メールの末尾に上記のような注意がなされていました。マイルストーンリワードの導入で一見改善されたかと思える一方で、10泊刻みの特典が足かせになったのか?グローバリスト2年目以降の55泊基準が2020年度から廃止されることに。これは痛い。
わずか5泊の差とはいえ、55泊と60泊では大違いですからね。私の場合、今年までは55泊基準を有していますが、来年からは全会員60泊が必須となり、さらにグローバリスト基準が高まることになりそうです。もうムリかもw
とはいえ、ホテルにしてもエアラインにしても結果として達成していればそれでいいというスタイルなので、今後もハイアットは利用し続けるでしょう。
そして業界に関係なく会員基準(や、会員数)には膨張と縮小が付きものであり、また繰り返されることから、今後もアンテナを張り続けておかねばなりませんね。
特に外資系にいえることですが、少々風向きが怪しくなるとすぐ会員基準の緩和や、キャンペーンなどを開始しますからw