画像↑は昨年滞在した際に撮影したハイアットリージェンシー福岡。そしてこのホテルの運営元であるエフ・ジェイホテルズより先週末(8日)に発表された閉館およびリブランドのニュースは多くのハイアット利用者にとっても少なからず衝撃だったと思います。
株式会社エフ・ジェイ ホテルズは、ハイアット リージェンシー 福岡を2019年5月に閉館し、その後約6ヶ月かけ大幅かつ大胆な改装工事を行い、2019年冬に自社オリジナルブランドホテルとしてリブランドオープンいたします。
ハイアット リージェンシー 福岡は1993年7月の開業以来、たくさんのお客様にご愛顧いただいておりますが、2019年5月のハイアット・インターナショナル・コーポレーションとの契約満了に伴い閉館いたします。
これまでのご愛顧に心より感謝し、2019年5月まで感謝イベントやキャンペーンを行います。・参照:SankeiBiz
ハイアットリージェンシー福岡はその価格の手頃感と、同じ博多区内で運営されているグランドハイアット福岡との距離感から以前のハイアットプログラムにおいて、会員資格維持のために多くのゲストがホッピングに利用する基地的なホテルでした。
そんな私も仕事やプライベートで利用もしましたし、さまざまなスタッフとの出会いを提供してくれたホテルでもあります。そのうちのスタッフ1名は退職後に(私の自宅)近隣でバーを経営しており、近々この話をするべく足を運ぼうと考えていたりします。
ハイアットリージェンシー福岡閉館の理由は、プレスリリースにも記されている通り2019年5月にハイアット・インターナショナル・コーポレーションとの契約が満了するため。ライセンス契約が切れるタイミングでホテルの看板を自社ブランドにするということです。
ハイアットの看板を維持するコストと、約25年間手入れをしながら維持してきた客室を完全リニューアルするコストの両面を負担するのはさすがに苦しいのと同時に、現在の福岡市を取り巻く旅行者の数や動向を見るに、ハイアットの看板がなくとも集客できる自信もあるのだと思われます。
また、狭い福岡市のさらに博多区内だけで、エフ・ジェイホテルズが運営するホテルは今回のハイアットリージェンシー福岡に加え、グランドハイアット福岡やホテルフォルツァを合わせ計4ホテル。また早良区には、ザ・レジデンシャルスイート(旧ハイアットレジデンシャルスイート)もあります。が、ホテルフォルツァ以外は開業から20年以上の躯体ばかりでメンテナンスにも相当のコストが掛かっている様子。
であれば、ライセンス切れのタイミングで安くはないハイアットの看板を外したい考えも頷けますね。しかしこの閉館で過去ハイアットの3ブランドが展開されていた福岡市も、残すはグランドハイアット福岡だけとなり少し淋しい気分になります。
とはいえ、建物が壊される訳でもなく、ホテル名からハイアットが外れるだけでもあり、リブランド後の名称はまだ不明ですが、プレミアム宿泊特化型と謳っていることから、既存の2室を1室に改装したりと広めかつ内装にも拘ったホテルへと生まれ変わりそうです。内覧会には呼んでもらおうw
また、ハイアットリージェンシー福岡としては来年(2019年)5月まで運営されますので、残りの約1年間のなかで機会を見つけて滞在したいと考えています。リージェンシー福岡としての最終日もできれば伺いたいですね。