画像↑は一昨年に滞在したヒルトン北谷。その向かいに建設が進んでいる(であろう)と思われるダブルツリーが気になっている今日この頃ではありますが、昨年改定されたハイアットのロイヤリティプログラムに引っ張られて(というより縛られてw)ここ最近ご無沙汰気味のヒルトンとなっています。
また一昨年のような救済措置もなかったことから、数年間継続してきたダイヤモンドメンバー資格を失い、今年からはアメックスプラチナのベネフィットでいただいたゴールドメンバー資格でヒルトンとはお付合いすることになりそうです。
そのようななか、ヒルトンオナーズのwebサイトにて2018年における最新情報がリリースされました。どうやら滞在によってポイントとマイルが獲得できていたダブルディップが廃止になるようです。
2017年、ヒルトンでは、お客様にもっと自由にポイントをご活用いただけるよう、新たに3つのご利用方法を導入し、ご予約の際、ポイントと現金をほぼ制限なく組み合わせてご利用いただけるようになったほか、ご友人やご家族とポイントをプールしたり、Amazon.comでポイントでショッピングをお楽しみいただけるようになりました。
2018年を迎えるにあたり、ヒルトンではお客様が重要視されている「滞在するほど、特典が増える」プログラムを引き続きお届けしてまいりたいと思います。ポイントの多様なご利用方法だけでなく、多彩なご獲得方法、シルバー、ゴールド、ダイヤモンド会員資格に応じたバラエティに富んだ特典もご用意しております。ぜひヒルトンにご滞在になり、特典をお楽しみください。
上記のような挨拶で始まるヒルトンオナーズ向けの2018年最新情報。ポイントの付与や上級会員向けのベネフィットなどが変更されるそうで、その内容を簡単にまとめてみたいと思います。
目次
ウォルドーフ・アストリアでのゴールド&ダイヤモンド会員向け朝食特典
まずはヒルトン系のホテルグループにおける最上級ホテルのウォルドーフ・アストリアにて、ヒルトンオナーズの上級会員向けMyWay特典として、ゴールドおよびダイヤモンド会員に対し朝食(または飲食クレジット)がサービスされるとのこと。
このサービスは既に開始されているそうで、今後滞在予定の上級会員には嬉しいベネフィットとなりますね。
2018年4月よりの各種改定でダブルディップが廃止
そして最も大きな変更として挙げられるのがこのポイント制度です。現在の1ドル⇒10ポイントの付与ベースを維持しつつ、2018年4月からはエリート会員ボーナスを増加させ、シルバーは20%、ゴールドは80%、ダイヤモンドは100%のボーナスポイントが獲得できるようになるそう。その反面、ダブルディップ(ポイント&マイル)をはじめとする獲得方法オプションが廃止されることに。
ダブルディップが廃止されるのは残念でなりませんが、その一方でマイルストーンボーナスが設定され宿泊日数が40泊に達した40泊目とそれ以降の宿泊10泊ごとに10,000ボーナスポイントを、また同じ年に60泊を達成した会員には、さらに30,000ボーナスポイントが進呈されるようになります。
ということで、年間60泊でのダイヤモンド基準達成の場合、合計で60,000ボーナスポイントが付与されるということに。既にハイアットではそうですが、今後の流れとして年間60泊というのがひとつの最上級資格の基準になっていくかもしれませんね。
専用のクレジットカードやステータスマッチなどを駆使しないと複数のホテルにおける最上級会員資格を保有し続けるのは不可能になってきそうな気がしています。
オーバー滞在数の繰越や、ゴールドやダイヤモンド資格を贈呈できるようになる
そして新たに導入された繰越特典と上級会員資格の(他者への)進呈は良いサービスだといえます。
特にダイヤモンドだけに限らず、現在のエリート会員資格の取得条件を超えた分の宿泊日数を、翌年のエリート会員資格取得のための宿泊日数として加算できるのは嬉しい。一方、年間60泊でゴールド、年間100泊でダイヤモンドの資格を他者へ進呈できるサービスもなかなかですが、ヒルトンへ年間100泊滞在している人間は私の周りにはいませんw
とはいえ、こういった様々な新サービスを導入するヒルトンを見て、他のホテルグループも意識、あるいは追随してくれれば面白い展開になりそうな予感もします。今後も最新情報は随時アップデートされる予定となっているため、ヒルトンメインの方々はチェックしておく必要がありそうです。