昨日、ANAやJALなどからお盆期間(8月10日から21日までの12日間)における利用実績の発表が行われました。それによると国際線のロードファクター(座席利用率、L/F)は各社とも9割前後で推移し好調、国内線は前年を上回り、ANAとJALが8割台、LCC各社は9割台で堅調に推移したそうな。その(2社の)数値を抜粋してみました。
・国内線:194万4600人(前年比5.4%増)
⇒沖縄(10%増)/九州(8.3%増)
・国際線: 34万8430人(前年比8.9%増)
⇒アジア・ホノルル線好調
今年から設定された新たな祝日である山の日(8月11日)の影響もあり利用者数が伸びてますね。国内線では沖縄、国際線ではアジアやホノルルと、手軽に楽しめるリゾート地が中心となっているのが分かります。九州の伸びはふっこう割の後押しだと思われます。
しかしながら欧州線の旅客数は2.5%減の3万399人と微減しており、おそらくテロの影響が現れた結果なのでしょう。
・国内線:140万6496人(前年比5.2%増)
⇒中国・四国地方(17.7%)/九州(4.1%増)
・国際線: 33万1078人(前年比2%増)
⇒グアム・ホノルル線好調
JALもANA同様に国内外線共に好調を維持し、特に国際線での座席利用率はグアム線97.6%、ホノルル線95.1%と絶好調だった模様。また国内線における中国四国地方の伸びはJALグループ単独路線が貢献しているのかもしれません。
いずれにせよANA・JAL、LCC含め此度のお盆期間は前年を上回り、相当な数の旅客が移動したという結果のようです。しかしというか、やはり沖縄・ホノルル線は人気ということが数字から見ても明らかですね。
【対象者限定】新規就航!羽田⇔ニューヨーク・シカゴ線ボーナスマイルキャンペーン
◆除外:2016年12月29日(木)-2017年1月3日(火)搭乗分
◆内容:期間中、以下の条件をすべて満たした対象者に、搭乗ごとに2,000マイルをプレゼント
◆条件:羽田=ニューヨーク、または羽田=シカゴ線を対象予約クラスにて搭乗
◆路線:ANAグループ運航の国際線:羽田=ニューヨーク線、羽田=シカゴ線
◆運賃:マイル積算率70%以上の国際線予約クラス
・ファーストクラス:F/A
・ビジネスクラス: J/C/D/Z/P
・エコノミークラス:G/E/Y/B/M/U/H/Q
前置きの方が長くなってしまいましたがw 2016年10月30日(日)より新規就航する羽田⇔ニューヨーク線、羽田⇔シカゴ線の対象者限定キャンペーンが案内されています。
いずれの路線もデイリー(1便)となっており、機材はB777-300ER、期間限定の価格も設定されています。この新規就航によって午前発⇒羽田、午後発⇒成田といった棲み分けがなされるでしょう。
対象者限定キャンペーンの期間も就航日(10月30日)から来年(2017年)2月末と長く、過去に成田発での搭乗実績者やビジネス顧客辺りに案内しているのではないかと予想しています。