先週末の京都・大阪滞在における目的の中で、最もウェイトを占めたのが買物でした。その中のひとつとして、デジタルカメラの購入が挙げられます。
以前の記事で「発売を待つ欲しいコンデジがある」と記載したものはLeica(ライカ)社製のモノで、その発売日が7月20日(土)だったということもあり旅先を関西に設定しました。
伺ったのはライカ大丸心斎橋店です。
目次
Leica Store(ライカ大丸心斎橋店)
私のベースである福岡には残念ながらライカ直営店はありません。webで購入してもよかったのですが、限定品のため販売店が限られていたことと、初めてライカ製を使用するため事前に色々と聞きたいこともあり、大丸心斎橋本館にオープンした直営店で購入することにしました。
百貨店内での店舗展開ということもあって広いストアとはいえませんが、直営店だけに品揃えは完璧です。また、発売日当日に伺ったものの朝イチで数名の方が購入した程度で、私が伺った際には他の顧客はいませんでした。おそらく翌日の日曜日の方が来店は多かったでしょうね。
Leica M(ライカM)
今話題の「Leica M」です。777,000円(本体のみ)という価格にもかかわらず、当初から予約待ちが続き、発売から4ヶ月が経った現在でも生産が間に合ってないそうです。
レンズにも拘った構成だと100万以上になりますね。購入の中心は圧倒的に「団塊の世代」の方々らしく、この世代は趣向にハマればその消費力は凄まじいと言えます。
また、その消費力を持った顧客層に対するアプローチとして百貨店内への出店戦略は頷けますね。
Leica D-LUX6 G-STAR RAW EDITION(ライカ G-STAR RAW エディション)
若干話が逸れましたが、私が購入したモノはLeica Mのような高額趣向品ではなく、単なるデジタルカメラです。
購入したデジタルカメラは、Leica D-LUX6をベースにオランダのジーンズ&ファッションブランド「G-STAR」とのコラボによる特別限定モデル「Leica D-LUX6 G-STAR RAW EDITION」です。
既に存在していた「D-LUX6」がベースモデルとなり、「G-STAR」とのコラボによりドットの模様をあしらった特別なデザインのレザーが施された本体仕上げとなっています。よってカメラとしてのスペックには何ら変化はありませんし、むしろコラボ効果で価格が1.5倍程に上がっています。
スペックを簡単に紹介します。(意味不明な方はスルーして下さい)
- 品名:Leica D-LUX6 G-STAR RAW EDITION
- 価格:138,600円
- 画素:1270万画素(総画素)/1010万画素(有効画素)
- 形式:1/1.7型CMOS
- 焦点距離:24mm-90mm
- 絞り値:F1.4-F8.0(ワイド端)/F2.3-F8.0(テレ端)
- マクロ:1cm(ワイド端)
- スナップショット:30cm(テレ端)-∞
- ズーム:光学3.8倍/デジタル4倍
- シャッタースピード:250-1/4000 秒
- 撮影感度:ISO80-12800
- ベースモデル:Leica D-LUX6
「ミラーレス一眼にも引けを取らない」とは言えませんが、デジタルカメラのスペックとしては悪くありませんね。
またLeicaを買った人間が言うのも何ですが、スペック最重視のデジタルカメラを選択するのであれば、同じく今月発売された「SONY DSC-RX100M2」辺りをお勧めします(但し、接写弱し)。
私の場合、そのスタイル(デザイン)を重視したこと、また現在使用しているミラーレスがPanasonic社製で基本操作性が殆ど変わらないことがLeica D-LUX6を選択した大きな要因となっています。
LeicaはPanasonicとカメラ部門での業務提携を行っており、デジタルカメラにおけるデジタル技術の根幹(ほぼ全てと言ってよいでしょう)はPanasonicの技術で造られています。
よってボタン配置や各種コマンド、内蔵モード等が同じです。さすがに取説の「絵」まで同じ画像を使用していたのには少し引きましたが、PC接続ケーブル等も共用可能な仕様が嬉しいですね。
試写(マクロ)
早速、試写してみました。このカメラを選択したもうひとつの理由が「開放F値1.4」と明るく、尚且つ「マクロ(接写)に強い」ことです。ここまでJCB ザ・クラスのカードフェイス(ペガサス&ロゴ)に近寄った画像はweb上で見たことがありません(こんな画を撮る人も限られていますが)。
試写(ズーム)
「ANA CPホテル 長崎グラバーヒル」の最上階バルコニーから「長崎港」方面を撮影しました。
画像左上(三菱重工長崎造船所ドック)に限界まで寄って(ズームして)みると、海上自衛隊の「巡視船」と、三菱重工が誇る国内最大1,200㌧のゴライアスクレーンに刻まれた「スリーダイヤモンド」までハッキリと確認できますね。
ホテルから直線でおおよそ「1.5㎞」の距離ですから、デジカメ内蔵レンズでのスナップとしては十分なスペック(光学:3.8倍)だと感じます。
何事もそうですが、新しいモノを買い、それをセットアップする一連の作業は楽しいもので、今後は「Leica D-LUX6 G-STAR RAW EDITION」が旅と出張先でのメイン機となります。
滞在先へは「可能な限りコンパクトな手荷物」がテーマである私にとって、やはり携行するカメラもコンパクトであるべきだと再認識しました。