ここ数年、というか数十年?自転車は保有してませんでしたし、自転車に乗ることもなかったのですが、ここ最近は自転車によく乗ってますw それが画像↑のメルチャリ。
メルチャリとは?
メルチャリは、フリマアプリで上場したメルカリグループが提供するシェアサイクルサービス。昨年(2018年)2月にローンチされたのち、私の地元である福岡にて福岡スマートシェアサイクル実証実験事業の採択事業として開始されたものです。
利用料は4円/1分。支払いは月払いでクレジットカードやコンビニ払いが可能です。個人的には特に近隣で、徒歩では少々遠く、またタクシーなどを利用する距離でもないといったシーンで利用しています。
私はメルカリを使用したことがありませんし、メルカリの株主でも手先でもありませんw が、このメルチャリには期待して約1年ほど状況を見てきました。
当初はポート(メルチャリを停める場所・ドック)や、メルチャリ自体の台数もまだまだ少なく、中途半端なシェアサイクルといった印象だったものの、この約1年間で福岡市内(博多から中央区。早良区の一部)でのポートや提供台数が格段に増加し、今では旅行客だけでなく地元の人間のちょっとした足として活躍しています。なのでここ最近福岡市に来た人たちはこのメルチャリを相当数目撃している(あるいは利用している)でしょう。その利用方法は至ってカンタン。
スマホにアプリをダウンロードしていればいつでもメルチャリが利用可能です。ということで、先日利用した際のひとコマを。
ポートを確認してライドするだけ
先週末、福岡市早良区西新の知人宅へ伺ったのち、夕刻から福岡市中央区の警固にて会食が予定されていたことから、知人宅近隣のポートでメルチャリを見つけ、警固までライドしました。距離にして4㌔弱、徒歩では小一時間、タクシーだと1,500円程度といったところでしょうか。
注意点としては目的地(この場合はファミリーマート警固2丁目店)のポート(駐輪場)に空きが無ければ停められません。が、確認↑したところこの時点でポートは空です。空のポートにメルチャリを運ぶとボーナスマイルがもらえるという仕組み。
ということで、早速アプリでメルチャリを開錠しライドします。二次元バーコードを読込めば自動で開錠され、その瞬間から利用開始となり、利用時間がカウントされます。
メルチャリのサイズは20㌅、なので遠乗りには向いてなく、私の利用シーンもそうですが街乗り用ですね。乗り心地はまあまあ。またギアは3段階、夜間には自動でライトが点灯します。おそらくカゴの黒い底板に現在地や移動ルート・距離などを計測するGPSが仕込まれているのでしょう。
ご存知のよう、福岡市はコンパクトシティでかつ人口もそれなりの数を有していますから、今回のメルチャリのようにテストするにはうってつけの市場規模ですね。JTのPloom TECH(プルームテック)でもテスト販売地でしたし、企業のテストにはちょうどいいようです。似通った規模感でいえば広島市や仙台市あたりでしょうか。確か仙台市はglo(グロー)のテスト販売地でしたね。
と、そんなことを考えながら進んでいると、あっというまに目的地です。私が到着する前に1台メルチャリがポートのドックに入っていました。辺りは随分と暗くなりつつあります。
駐輪後、施錠(これは手動)すればそこで利用時間カウントが終了。
アプリを確認してみると上記↑の通り。利用時間(18分45秒)や移動距離(3.69㌔)、ルート、消費カロリー(54kcal)などと同時に利用金額が表示されます。なんと72円w タクシーは当然のことながら、地下鉄料金と比較しても1/3程度で安い。
しかし安いというだけではなく、天気の良い日には街並みも楽しめることから、旅行客にとってもメルチャリは格好の足となることは間違いありません。
もうすぐ始まる10連休(ゴールデンウィーク)に福岡へお越しの際にはぜひ1度お試しあれ。