2016年4月22日
沖縄出張から帰宅後の深夜より、熊本地震で最大震度を観測した益城町へ伺ってきました。仲間や支援に賛同し提供頂いた物資を届けるためです。私一人の力では何もできません、しかし幸いなことに私の周りには心強い仲間たちがいます。
隣県に住む者として、また自身のルーツの中に存在する熊本に対し、今後できうる事は精一杯取組んで行くつもりです。
今回の輸送に関しては事前に綿密な計画を立てていました。その大前提として「現地(被災地)に迷惑を掛けない」ということ。
そのうえで現地(避難所)の知人と連絡を密に取り、物資受入れ体制と必要物資の確認、さらに避難所の方々が活動を開始される(起床後の)タイミングで到着するべく事前(深夜)に出発、現地交通の妨げにならぬよう県境で待機し、夜明けと共に熊本入りすること。
また今回我々の主たる目的は物資を届けることであることから、現地での活動時間は最短時間で終えること。そして最後に決して自己満足しないこと。継続こそが力なりです。
現地の状況は画像だけで察して下さい。私の拙い表現力では正直伝えきれません。
震災からちょうど1週間が経過し、ライフラインや交通機関も少しずつではあるものの復旧に向かいつつあり、ボランティアの受入れも開始されたことは喜ばしい限りです。よって我々は地の利を活かし、この先全国からボランティアが集中するであろう週末を避け、なるべく平日に活動しようと考えています。
2016年4月16日
熊本地震は今朝(16日)未明が本震だったようですね。福岡市でも緊急地震速報が鳴りまくり、その揺れの大きさと多さでそのまま朝を迎えることに。そして夜が明けると黒川渓谷に掛かる阿蘇大橋が崩落し消失。崩落する前は↓このような立派な大橋でした。出典:朝日デジタル
地震の範囲は熊本・阿蘇から大分方面へ広がっているようです。それに連動して九州全体が揺れて続けていますね、この記事を書いている際も普通に震度5とか4とか出てますし、とうとう福岡市でも地震の影響で水道管の破裂やEV(エレベーター)が止まり始めています。
天災は過ぎ去るのを待つしかなく、その中でも人命に関わる被害が最小限に抑えられることを願ってやみません。
2016年4月15日
昨夜(2016年4月14日21時26分頃)熊本地方を中心に起こった地震ですが、遠く100㌔以上離れた我家(福岡市)でも震度4と結構な揺れでした。しかも余震が多い。
熊本県益城町は最大震度7を観測、一部の住居は倒壊し、付近住民の方々は避難生活を余儀なくされています。熊本のシンボルともいえる熊本城も↑画像の通りの有様です。鯱(しゃちほこ)が何処かに飛んで行って無くなってますね。
高校生活を熊本で過した私にとって故郷の一部ともいえる熊本には、母方の祖母や親戚、高校時代の友人など多数生活しているため、昨夜は寝ずの安否確認作業でした。
幸いなことに親戚・友人たちに大きな被害はありませんでした。しかし最も被害の大きかった震度7の益城町に住む叔父夫妻は、耐震補強していたことが功を奏し、自宅に被害はなかったものの辺り一帯含めてライフライン(電気・水道・ガス)が止まっているそうで、祖母宅へ移動し現在避難生活を送っています。
九州自動車道も地震の影響を受け一部が崩落、福岡から熊本へ南下できずこれも一部寸断されている状況です。各方面からその道のプロフェッショナル達が現地へ救援に駆けつけていることから、大きな二次災害に繋がる率は低いでしょうが、明後日(日曜)は雨予報となっていますので天候の良い明日土曜を有効活用し早期の復旧・復興へ繋がることを期待しています。
勿論、微力ですが友人・知人と協力し、本日から休暇を取って救援物資発送など我々にできることを、できる限り実行しています。