ゴールデンウィーク前半最終日は、病み上がりの身体を完全回復させるべく由布院温泉を訪れました。全室離れ、かつ全室に2種類の露天風呂が付き、ペットも一緒に宿泊できると評判の湯布院山荘 吾亦紅(ワレモコウ)です。
実は今回の滞在において、当初その宿泊記を公開する予定ではなかったため、宿の施設や客室内の撮影は行っておらず、したがって客室付の露天や食事の一部のだけの掲載となりますので予めご容赦ください。
離れスタンダードルーム
客室の外側(正確にはウッドデッキ)に併設された2種類の露天風呂。ちなみに内風呂も別にあり客室だけで計3種類の温泉が楽しめます。吾亦紅で最もスタンダードな客室でもこの設備とは、なかなか贅沢ですね。
石造りの露天風呂から見たウッドデッキの全貌。この宿最大の特徴はペットと一緒に宿泊できるということで(我家にペットはいませんが)由布院温泉をペットと楽しみたいというゲストには非常におすすめできます。
とはいえ、滞在中に他の客室からペットの声が聞こえたりすることもなく、またペット臭が気になる人でも客室内にそのような余韻が残っていることは一切ありませんでした。
そしてこの宿は高台に位置するためデッキからは由布岳が一望できます。温泉は源泉100%かけ流し。よって温度は若干高めですが、水で薄めることなく100%の泉質を楽しむことが可能です。
夕食
夕食は結論から言えば完食することができないほどの量でしたw またワインセラーは赤・白・泡ともに結構充実しており、乾杯にはモエ・エ・シャンドンをオーダー。基本的に食事は別室の食事処で提供されるのですが、此度は別途追加料金で朝夕とも部屋食に。
メインは豊後牛と豚のしゃぶしゃぶ。このメインに辿り付くまでが長かったw
その長かった理由のひとつは私と(吾亦紅の)社長とのゴルフ談議ですw 宿の帳場の隅に置いてあったゴルフクラブが非常にマニアックなセッティングだったことを、チェックインの際私は見逃しませんでした。
その事を仲居さんに話すと、すぐさま社長が登場w その後の配膳やしゃぶしゃぶの火加減などを全て社長自ら行ていただき、終始ゴルフ談議です。故に妻は会話の内容が意味不明で、ほぼ放置された状態w
しかし追加でオーダーした日本酒を飲み干すと、社長が拘って揃えているレアな作(ざく)の陽山一滴水を抱えて再登場。なんとご馳走になってしまいました(感謝)。
食後は2種類の露天風呂から由布院の夜景を楽しみつつ湯治に専念。兎に角湯加減が絶妙で、ここ最近利用した温泉では最も長くお湯に浸かったと思います。
朝食
一方、此方は翌朝の朝食。朝食もななかの量で完食とはいきませんでしたが、朝夕ともに食事の味わいは非常に楽しめました。
宿は由布院の中心街から少し離れているため、観光メインのゲストには不向きかもしれません。が、ペット同伴や温泉を心行くまで楽しむという趣旨の滞在においては。その思いを十分に叶えてくれる宿ですね。
スタンダードルームでも和室2間(8帖+6帖)と2種の露天風呂に内風呂が付いたスイート構成ですから、客室の広さも十分といえるでしょう。
唯一の問題点はクレジットカード決済ができないこと。我々は宿代のみ(じゃらんの)クレジットカードの事前決済を利用し、食事の際の酒代などは現地精算時にキャッシュで支払いました。
ゴルフ談議でなく、クレジットカード決済導入の話しをするべきだったかもしれませんw