去る10月13日と14日の2日間で『シティカード オンライン』がリニューアルされました。
これは過去カードブランド別で独立していたオンラインサービスのシステム統合で、私の手持ちでは『ANA ダイナース プレミアム 』の「サイバーアベニュー」と『シティ リワード ワールド 』の「シティカードオンライン」が1つとなり、一元管理できることになりました。
システム統合による運営側のメリットは大きく、複数存在していたシステムを1社側(この場合Citi側)に『寄せ』ることによる『システム維持・管理経費の軽減』と『一本化による社内業務・処理の効率向上(締めや請求処理等)』を図ります。企業の合併や経営統合時には発生する当然の流れですね、これを行わないと経営統合化の影響が重く、いつまでたっても非効率な会社となってしまいます。
利用者側のメリットといえば1度のログインで全てのカードを管理できる程度ですが、与信を与える側が同じ会社な訳ですからこれも当然です。慣れるしかありません。
また今回の統合によって利用枠にも影響が出るということでしたので早速ログインして確かめました。
ANA ダイナース プレミアムの利用可能枠については、
■利用総枠は相変わらず記載なし
■リボ枠:100万⇒225万
■キャッシング枠(20万)とカードローン枠(30万)が統合⇒50万
へ変更となっていました。
一方、取得後1度も決済利用していないシティ リワード ワールドの利用枠は、
■利用可能総枠:125万⇒275万
■リボ枠:125万⇒225万
■キャッシング枠:設定なし⇒50万
と全枠がアップという結果に。これはダイナース側の与信影響が大いにあると思われます。
しかしリワードカードの評価がアップした訳ではなく『手持ちは2枚でも与信は共通』で、単純に『決済時どちらのカード(ブランド)を使用するか』の違いでしかありません。
面白かった(要らない)情報としては、過去学生時代に父から「お守り代わり」と持たされていた『ダイナース 家族カード』の情報が復活しており、また既に解約済みの『JGCダイナース 』の情報も復活していました。
ただ仕方ありませんが今回のシステム統合で、さらに『シティ色』が強まり『ダイナース色』が消えかけている感は否めませんね。
ちなみに来月は三菱UFJニコスもwebサービスのリニューアル予定となっています。
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