帰国後の3連休は、いつもお世話になっている「竹ふえ 」へ滞在してきました。
現運営会社以前(開業当時)は家族経営での運営でしたが、その頃から利用させてもらっています。当時は敷地も部屋数も現在の半分で、故・会長(おじいちゃん)がコツコツと露天風呂を手作りされていたのと、滞在の度に陶芸の手ほどきを受けたことを懐かしく思い出します。
現在、当時のアットホーム感は無くなったものの、敷地及び部屋数の増加(新築)と以前の部屋はリフレッシュされ、スパも併設されるなど高級感は格段にアップしました。
全室離れのこの宿で、部屋付きの露天や貸切露天も良いのですが、私が現在の竹ふえに宿泊する最大の目的は「禅スパ」です。海外でいうところのディスティネーション・スパですね。
ただし禅スパは「癒し」よりも「療」に重きを置いた「整圧」が中心となってます。コースは1時間半で、今となっては3時間は当たり前のスパとは異なり短時間で価格も安価ですので、温泉を楽しむ時間も確保しつつ連泊の際は毎日施術を受けても費用は嵩みません。国内スパのアロマ3時間コースだと4~5万は当たり前ですから。
一昔前は女性のモノであったスパも、現在は多くの男性も利用しているのが現状です(女性同伴が条件の場合もありますが)。私の周りの男性陣も、スパに限らずエステ利用や英語以外の言語習得・ワインや料理・身なりやマナーなど、より自身への投資を高めている傾向で、自分自身へお金を使う割合が非常に高まっていると言えます。
もちろんゴルフや接待も必要ですが、そういった外部への経費は抑え、残ったお金を自身に投資するなど「消費の場所」が明らかに変わったと思います。世代交代が進めば消費対象が変わるのは当然といえば当然の流れですね。
さて3日間の滞在を終え、帰路中に新年会の提案があったため急遽ディナーのセッティングを行わなければならなくなりました。しかし当日は連休最終日と成人式とが重なり、また企画した時間が遅かったため普段利用している飲食店が全滅という結果。
そこでJCBプラチナコンシェルジュ・デスクへ依頼、開始時間・場所・利用人数・個室・予算・喫煙可能・肉とワインが美味しいなどなど、時期的にも依頼時間的にもかなりタイトで難題だったにもかかわらず、ほどなく折り返しがあり1件だけ依頼に沿った店舗を提案してくれ事なきを得ました。
ただ、ほとんど毎回なのですが、「ザ・クラスコンシェルジュデスク、○○です」とオペレーターが出ます。気にはなりませんが、委託先なので仕方の無いことなのでしょうね。