連休の滞在先は、知人が所有するアメックスの【センチュリオン・パーソナル・コンシェルジェ】にて手配されてました(知人手配ですので滞在ホテルは伏せます)。
センチュリオン・パーソナル・コンシェルジェは、アメックス センチュリオン・カードホルダー専任のコンシェルジェです。アメックス プラチナとは異なり、各センチュリオン・ホルダーへは個別のコンシェルジェ直通番号が伝えられ、1対1で専任コンシェルジェが対応します。
専任制ですので、知人(ホルダー)の趣向・性格・要望等が事前に把握されており【手配の際も細かな事は伝える必要が無く使いやすい】様です。
滞在した3日間の晩餐については、【JCBプラチナ・コンシェルジュ】にて私が手配しました。日中は毎日ゴルフをプレイしていたのですが、その間に要望に沿ったお店のリストアップから連絡、そして予約までキチンと手配してもらいました。
期待に沿う対応と内容で、及第点です。
今でこそ各社プラチナ系カードに当たり前のように搭載されているコンシェルジュ(アメックスではコンシェルジェ)機能ですが、そもそもこの機能は【どの程度の方々が、どのシーンで必要とし、どの程度利用している】ものなのでしょうか?
知人には通常、秘書的社員が付いており、個人的依頼も対応してくれるため、必ずしもコンシェルジュ・サービスが必要では無いと言っています。確かにそれなりの企業であれば社長自ら手配する事は無いと思いますし、秘書や部下の仕事ですね。
であれば「主に秘書のいない経営者や中堅幹部社員」といった人達をターゲットにし、今回の様な「プライベート」や「接待」を中心に利用する、いわば「必要な際にだけ仕事をしてもらう、カード会員全員で雇っている秘書シェアリング」であると考えます。
また、コンシェルジュ機能付きのカードについて、個人的には各社もう少し年会費を上げて良いと思っています。いまどき年間数万円で24時間365日雑用を引受けてくれる方がいるでしょうか?ましてや秘書を雇用することなど到底不可能です。現在の一般的な年会費(5~10万程度)ではいずれサービスの低下は避けられず、サービス維持だけの為に損益分岐点以上まで安易に会員数を増やす結果を招いている…そんな状況ではないかと推測します。
質の高いコンシェルジュ・サービスを享受するため、それに見合った年会費をストレスなく払い、必要な人が必要なシーンで利用してこそ、その本来の意義があると思います。
■センチュリオン・メンバーシップ・インフォメーション (2011年各月版)です。興味のある方はDLして閲覧下さい。