序章
本来であれば、今年(2024年)の年末辺りに届く予定であった(デザインを刷新した)JALグローバルクラブカード(以下、JGC)が手元に届きました。
しかも、届いたのは「本会員カード」だけw
察しのよいココの読者の方々なら「本会員カードだけ」という一文で全てを把握されるでしょう。
そうです、このたび「不正利用に伴い、カード再発行」と相成りましたw
突然の確認メール
ある日の朝、↑のような確認メールが早朝に飛んできました。
※そのテの業者や輩に本文を二次利用されないよう大部分にモザイクを施しています。
大方、1日に何通も飛んでくるフィッシング系の不正メール(いわゆる迷惑メール)だろうと思ったのも束の間、大抵そのテのメールはYahoo!などのフリーメールに入ってきます。
が、此度はJGCへ登録している(有料プロバイダー発行の)メールアドレスでした。
よって「これはホンモノかも」と思い、送信元のアドレスや本文内のURLを確認すると「どうやらホンモノっぽい」という判断に至ります。
しかし、メール内の文章だけでは「事の真相」が分からないため、本文内のURLなどはクリックせず、素直にコールセンターへ電話した次第。
そしてオペレーターへ確認すると「間違いなくDCカードが送ったメール」ということでした。
加盟店名や決済内容、決済金額を聞いたところ、私には全く身に覚えのない商品(プロテイン系)および金額(4,000円ほど)。
不正利用は、一度に大きな金額ではなく、明細を見ても気付きにくい「絶妙なラインの金額」を決済してきます。
ゆえに(私のような)普段あまり利用明細を細かくチェックしない人は要注意でしょう。正直なところ、DCカードからの確認メールがなければ、私は気付かなかったかもしれません。
此度は決済前に不正利用システムが感知し、一旦決済機能を止められていたため「不正利用はされなかった」というオチだったものの、カード自体は番号変更に伴う再発行という顛末。
なので正確には「不正利用未遂」だったということ。
それは結果として「良かった」のですが、普段は携行せず「基本的に生活全般の支払い用」としてこのカード(JGC)を設定していたことから「その登録先全てのカード番号を変更しなければならない」という苦行がこの先に待っています。
例え「ネタ」としても、こういった事は起こって欲しくなかったw
新デザインのJGCカードが到着
ということで、コールセンターとのやり取りを含め、わずか5日で新デザインの「JALグローバルクラブ Club-A VISAカード」が到着。
当然のことながら限度額(利用可能枠)などに変更はありませんw
そして此方↑がJGC Club-A VISAカードにおける、新デザイン(新券面)の表面と裏面です。
今どきの「カード名儀やカード番号が全て裏面へ移動」した仕様のため、カードフェイス(表面)はなんともアッサリした印象。この新デザインは賛否が大きく分かれそうな気がしますw
また、裏面を見て気付いた人も多いと思いますが、旧デザインまであった何かがない。
そう、JALグローバルクラブ事務局と、JGC会員専用国内線および国際線予約デスクの電話番号が印字されていません。
新デザインのJGCカード裏面の難点
同梱されていたリーフを見るに、各種問合せはカード裏面の二次元バーコードを読み取ることによって「問合せ先がwebページで表示される」と説明されています。
が、そのwebページとはコチラで、単なるJAL公式サイトに記載されている一般的な窓口のみです。
しかも日・祝・年末年始は休みの「JALカード問合せ先」という(よって↑画像もモザイクを施していません)。
旧カード裏面(↑画像下段右)まではJGC会員専用デスクの番号が印字されていますが、新デザインでそれは一切なくなっていますから、JGC会員専用デスクの番号は電話帳に登録しておく方がよいでしょう。
普段からEF(Employee Free Ticket:いわゆる社員用の無料航空券)で飛んでいるであろう「デスクへ電話などしない中の人たち」が監修するため「痒い所に全く手の届かないカード」に仕上がった(退化した)といえますw
無意味な二次元バーコードなど不要なので、この部分は以前のようなカタチに戻していただきたいものです。
JGC vs. SFC
最後に、JALグローバルクラブカード(JGC)とANAスーパーフライヤーズカード(SFC)を並べて撮影してみました。
SFCの方は(2024年10月時点で)JCBブランドのみがカード番号や個人情報等をカード裏面に移動させたシンプルフェイスとなっています。
いずれのカードも「いままであったモノが全て裏面に移動した」ため、なんともアッサリとした印象は否めませんね。
しかし現在の流れをみるに、他のカードでも今後この傾向が続くと予想されますし、既にカードそのものがアプリ上にしか存在しない「デジタルクレジットカード」もあるワケで、それはもう究極のカタチといっていいのかもしれません。
個人的にはどのようなカタチになろうと構いませんが、先↑にも記したよう「無駄なものを足し、必要なモノを取っ払うこと」だけはやめていただきたいと願う次第です。
まだ書き足りないこともありますが、此度のカード有効期限は「わずか2ヶ月ほど」の短命ですので、更新カードがまた届いた際に、少しばかり書き足したいと考えています。
兎にも角にも、利用明細のチェックは怠らず、また不正利用の疑いがある際は自己解決でなく、素直にコールセンターへ確認の電話をしましょうw