※公開:2024/07/28 ※加筆:2024/10/31:11/01:11/11
目次
JCBザ・クラス メタルカードを発行
表題の通り、JCBが先週金曜日(2024年7月26日)のプレスリリースにて「ザ・クラスに付帯する金属製カード」としてメタルカードの発行を開始すると発表しました。
株式会社ジェーシービーは、金属製のカード「メタルカード」を発行いたします。JCB ザ・クラスに付帯するカードとして、2024 年秋以降の発行開始を予定しています。・JCB公式リリースより
以前↓も記していたよう、過去そういったアンケートもJCBから受けていましたし、個人的には「満を持して」というより「ようやくメタル化する」という思いだったりします。
メタルカードのデザイン
プレスリリースの画像がコレ1枚↑なので、追加画像、あるいは発行開始されるまではこの画像の連投となってしまいますが、カードの「色」としては黒ではなくメタル色(素材色)での発行のようですね。
皆様からご要望を多くいただいている金属製のカードを、ザ・クラス会員様向けに発行いたします。
ザ・クラスの象徴ともいえるペガサスのロゴを彫り込み、重厚感あふれるデザインに仕上げました。
メタルカードならではの存在感と品格を感じさせる重みを、ぜひご堪能ください。・JCB公式リリースより
また、ICチップ搭載でタッチ決済も可能なため、あくまで画像を見ただけの推察ですが、他社のメタル系カードと同様に「表面と裏面を貼り合わせた券面」のようです。でないとICチップ等が搭載できません。
そして、個人的には現在のプラスチック製カードと同デザインの方が良かったのでは?とも感じます。
ペガサスロゴがデカ過ぎるw
発行手数料や、その他諸々
・発行手数料:カード1枚につき33,000円(税込)
・発行形態:JCB ザ・クラスに付帯する2枚目のカードとして発行
・申込方法:発行希望者は会員専用WEBサービス「MyJCB」より秋頃から申込・発行予定
・申込対象:JCB ザ・クラスの本会員・家族会員
現状発表されている内容としては以上となっています。
その中で、非常に評価できるのは「希望者に対し有料で発行する」という、メタルカードはあくまでオプションのスタンス。
なかには「プラスチック製カードで十分」という人も大勢いるワケで、メタル化するため悪戯(いたずらに)に年会費を上げるのではなく、必要な人のみに有料で発行した方が、不要な人からのハレーションも起きませんしね。
と、実はコレも以前のメタル化に関するアンケートへ記載した記憶があります。採用されたかもw
それから、純粋に気になるのが「QUICPayは搭載されるのか?」ということ。個人的には「プラスチック製カードのように搭載・非搭載と別けず、一律に搭載されないのではないか?」と予想しています。
また、地銀などでよく見られる銀行系発行のJCBザ・クラスに対してのメタルカード申込・発行対応が気になる処ですが、カード裏面文字は他社のメタルカード同様に印字仕上げでしょうから、発行元の銀行名は印字可能と考え、此方は「発行される」と予想。
そして、メタルカードの更新についても気になるところで「何年毎に更新なのか(5年?)」や「更新時の費用は(税込33,000円?)」などなど、リリースされてない情報はまだ多いですね。
そんな答え合わせも含め、今後さらなる情報や案内がJCBザ・クラス会員向けへ送られてくることになるでしょう。
今年秋頃に申込・発行が開始されれば、プラスチック製カードが既にボロボロな私もメタルカードを発行・使用したいと考えていますので、随時このページで情報をアップデートして行きたいと考えています。
追記↓】メタルカード発行が開始される
2024年10月22日(火)より、JCBザ・クラスのメタルカード発行が開始されましたので追記したいと思います。
私がその情報を得たのはJCBからの案内ではなく単なるwebニュースで、発行開始から5日後のことでしたw
今のところ会員向への案内などはなく(少なくとも私にはないw)、22日のプレスリリースのみのようですね。
発行が開始される=申込も開始されているワケで、後述しますが私も先日手続きを完了したところです。
また、発行開始にあたり、以前は不明だった詳細なども判明したため、簡単にまとめてみましょう。
メタルカードの詳細情報
2024年10月末時点でのメタルカード詳細は以下となります。
・発行対象:本会員と家族会員
※ザ・クラスカード裏面に印字されている発行会社名が「株式会社ジェーシービー」の会員のみ申し込み可能で、JCBグループ発行カードは申し込みできません
・年会費:無料
・発行費用:税込33,000円/発券ごと
※入会、更新、紛失再発行時に費用がかかります(名義変更除く)
・カード番号:カード裏面に記載
※ザ・クラスカードとは別番号
・有効期限:5年(自動更新)
※ザ・クラスカードとは別期限で裏面に記載
・暗証番号:あり
※ザ・クラスカードとは別の暗証番号を設定可能
・利用代金:ザ・クラスカード利用分とまとめて、本会員口座から振替
基本情報で判明したのは、プラスチックカードの「クローン」ではなく、公式サイトでの表現通り「ペアカード」ということで「新たなカード番号を付与する」追加カードの位置付けになる模様ですね。
アメックスでいうところの「アディショナルカード(ACカード)」という感じ。
とうことは、JCBザ・クラス毎の「使い分け」が可能になりますね。考え方によっては便利かも。
そして、次に仕様をみてみましょう。
・本体仕様:厚さ約0.76mm、重さ約16グラム
・利用可能枠:ザ・クラスカードの利用可能枠に準ずる
・タッチ決済:利用可能
・Apple Pay/Google Pay:利用可能
・QUICPay:利用不可
・キャッシング・カードローン:利用不可
・券売機・ATM等:利用不可
※カードを吸い込む仕様の端末機では利用不可
だそうな。そこで、以前↑に記した「答え合わせ」がほぼできそうです。
やはりQUICPayは搭載されませんでしたね。また更新は5年毎となり、その費用は税込33,000円ということ。年換算にすれば税込6,600円/年。
そして、銀行系発行のJCBザ・クラスに対してのメタルカード申込・発行対応については、これも予想通り発行される予定ではあるものの「2025年春以降の対応」という結果でした。
発行手続き完了
ということで、先日手続きが完了しました。
基本的には申込後2-3週間で手元に届くそうですが、カード申込が混み合っている場合だと、それ以上の時間を要するそうな。
一応、所定の審査もあるとのことで、年内に届けばいいというスタンスで待ちたいと思います。
そしてメタルカードが到着した際には改めてこのページに追記・掲載予定です。
もし所定の審査で落ちたら、このページごと闇へ葬ろうw
追記↓】発送予定日の連絡が届く
意外に早く、JCBよりメタルカードの発送予定日連絡が届きました。
メーラーの不調なのか?iPhoneの方へは届いておらず、PCのメールチェック時に気付いた次第です。
ちなみに、メタルカード申込手続きの翌朝にはこのメール↑が届いていたので「所定の審査」は自動で処理しているのでしょう。審査落ちしなくてよかったw
そして、発送予定日は11月8日ということ。であれば、メタルカード申込から発送まで約2週間くらいですね。
ということは、公式サイトに記載されているスケジュール感なので、思ったほど申込みは殺到していないのかも?しれません。
次回は到着後の画像などを掲載したいと思います。
追記↓】JCBザ・クラス メタルカード到着
ということで、JCBからの案内通りの日程でメタルカードが到着しました。
申込開始直後、イチ早く手配した方々が様々なメディアで発信されてましたので、サラッと掲載にしますw
カードフェイス(券面表)はレーザー加工された仕上がりで、プレスリリース時の第一印象通りペガサスがデカいw
ココは好みが分かれそうですね。私個人的にはプラスティック製カードと同デザイン(かつメタル色でなくブラック仕上げ)の方が好印象だったと思います。
5年後の更新時、デザインがアップデートされてなければ(私は)更新しないでしょう。
そしてコチラが裏面。
なんだか初期(といっても15年程前)のJCBザ・クラスを彷彿させる色合いの裏面ですw
氏名やカード番号、有効期限等は通常の印字(プリント)でなく特殊加工プリントのため表面が凸凹していますね、なのでカードを吸込むタイプの機械(ATMや自動精算機系)だと中で詰まってしまう恐れがあることから、キャッシング機能ナシとなっています。
また、余白が多くアッサリした印象ですが、将来的に地銀系などで発行を予定していることから、その余白へ発行元の銀行名などが印字されるのでしょう。
利用可能枠(限度額)については、過去に記載したよう「本カードの利用可能枠に準ずる」ため変わりありません。
私の場合、本カードにおける30万円のキャッシング与信枠があるものの、メタルカードの構造上設定されないという結果に(使いませんけどw)。
(現状の)総括
という此度のメタルカード到着までの一連の最後に「使い込みで傷んでいるプラスチック製の本カード」と撮影してみました。
こう見ると、プラスチック製本カードのICチップ周りの傷みは結構ですねw
メタルカードの方はココまで傷むことはないでしょうが、ラグジュアリーカードでの経験上、それでも使用し続ければそれなりに傷は付くと思われます。
また、手に取った感じの「重み」に対しても既にラグジュアリカードや他カードで経験済みのため、驚くほどではありませんでした。おそらくアメックスセンチュリオンの(現在は発行されていない)チタンカードや、ラグジュアリーカードの方が重いでしょう。
この辺りは後日、自宅の(珈琲豆用のw)スケールで実測してみたいと思います。