航空系やホテル系、果ては各地方の地銀が中心となって発行する地域系と、数え切れないほどのクレジットカードが存在する中、異色を放つカードといえば「銀座ダイナースクラブカード」でしょう。
単なる決済手段としてではなく、銀座に拘り、銀座を楽しむことができるカードです。事(取得)の発端は友人に連れられて行った銀座のBarに始まり、D’sラウンジトーキョー、そして先般記事にしたダイナースクラブ 銀座ラウンジの体験からでした。
近郊の在住者ではなくとも、毎月のように出張で滞在する人間(私)にとっては、特に会食やお酒を楽しむ際に、また年に1-2回でも旅行等で銀座界隈を訪れる方にも有効活用できるカードです。
銀座ダイナースクラブカード:取得
私の場合、web申込からカード到着までは「7営業日+郵送期間」の10日程でした。ただし一概に10日程とは言えず、申込者のクレジットヒストリーや居住地等で(審査・郵送)期間は各々と思います。書類不備がなく、審査数次第でタイミングが良ければ私より早い到着も考えられます。
今回の取得に際し、入会基準をよく読むと(私が知らなかっただけでしょうが)あることに気付きました。以下が銀座ダイナースクラブカードの入会基準です。
- 入会基準:Point!
- 年齢27歳以上で安定収入
- 定職に就いていない主婦の方も、世帯収入を申込書に記入することで本会員として申込みが可能
主婦でも世帯収入を記入することで本会員での取得が可能となっています。よって、わざわざご主人に取得して貰わなくともよいということになりますね。「主婦=家族カード」の概念が覆りましたw
銀座ダイナースクラブカード:スペック
決済に関するスペックとしては以下の通りです。
- 発行元:シティカード
- 年会費:本会員25,000円(税別)/家族会員 無料
- 総利用枠&一括枠:記載なし
- リボ・ボーナス一括枠:100万円(枠は個別の設定で入会者による)
- キャッシング枠:設定なし(希望者は別途申込み)
- 自動付帯保険:海外旅行傷害⇒最高1億円(利用付帯)or 5,000万円(無条件付帯)/国内旅行傷害⇒1億円(利用付帯)/ショッピングリカバリー(動産保険),etc
伝統の「利用枠に一律の制限はありません」は不変ですが、無制限ではありませんw 会員個別に設定された目安は勿論有ります。カード台紙にはリボ及びボーナス一括払いの利用枠が表示されており、今回その設定は100万円でした。特に注目すべきは「家族会員@年会費無料」でしょう。
銀座ダイナースクラブカード vs ダイナースクラブカード
カード付帯の主要なベネフィット(特典)を視点とし、年会費における銀座ダイナースクラブカードとプロパー(一般)のダイナースクラブカードを比較してみました。
- Point!:銀座ダイナースクラブカードの優位点
- ①:ダイナース銀座ラウンジが利用可能(同伴者有料)
- ②:D’sラウンジトーキョーが利用可能(同伴者有料)
- ③:銀座Barの各種優待(ウェルカムシャンパーニュ等)
- ④:特約店利用の際は通常の2倍ポイントを付与(三越銀座,松屋銀座,大丸東京,etc)
- ⑤:家族カードを1枚でも発行すると合計年会費が逆転する
家族カードを発行した時点(⑤の場合)で、既に年会費の逆転現象は起こっていますが、2018年から会員向けに送付される銀座プレミアムラウンジ同伴者無料クーポンだけでも4,000円相当が還元される計算です。
また、銀座ラウンジやD’sラウンジトーキョーの利用価値、銀座に点在する各種Barでのもてなし(ウェルカムドリンク等)、銀座界隈の特約店決済時には2倍ポイント還元等を全て含め比較すると、(私の場合)迷うことなく銀座ダイナースクラブカードを選択です。
サブブログでも表現したように銀座ダイナースクラブカードは「プロパーカードの機能を内包した上位互換カード」といえます。
◆関連記事:銀座ダイナースクラブカード取得 2015-03(Ginza Diners)
◆関連記事:ダイナースクラブ 銀座ラウンジ 2015-03(Ginza Diners)
◆関連記事:D’sラウンジトーキョー 2015-03(大丸東京店)
◆関連記事:Shanabool Ginza 2015-03(Tokyo Stay)