2016年4月より、MIカードは特典が変更されました。詳細は関連記事をご覧下さい。
簡単にいえば伊勢丹と三越の統合によって特典内容も統合するといった内容ですね。勿論、それは外商付きの顧客も例外ではなく全ての会員に対し特典内容を一本化(ポイント制化)するといったものでした。
しかし、改定案内が行われた年の秋に、意向確認の案内が届きます。
例外なく一本化される(ポイント制化)話から一転、特定の会員のみ今まで通りの優待制(最大10%割引)を維持するといったものです。この裏には何があったのでしょう?
おそらくは既存会員からの抵抗があったものと容易に推測されますね。でなければそのまま事が進むでしょうしw 生き残りを賭けた統合や再編が行われる百貨店業界において、その売上げの大部分を担う外商客(の中でも利用額の多い上顧客)が他の百貨店へ鞍替えでもすることになれば、去られた百貨店にとっては致命的です。
よって急遽対応策が練られ、インビテーション制かの如く密かに一部の会員へ案内が発送されたというオチでしょう。なのでこのカードは急造品といえなくもありません。また我家の場合は外商付きでも底辺に位置していたであろうことから温情での案内だと思われますw
新(黒帯)お帳場/お得意様 VISA ゴールドカード
ということで、新年度と共に特典変更される前の3月上旬に新しい優待(割引)カードが送付されてきました。
新たな黒帯お帳場/お得意様VISAゴールドカードです。正確には「お帳場/お得意様カードGOLD VISA/優待」と呼ぶようですが、分かり難いため当サイトではカードのデザインを捩(モジ)って黒帯と統一表記します。
このダサい一風変わったデザインの意図を担当の外商へ伺うと、売場のスタッフが一目で判別できるように工夫したそうなw であれば黒帯でなく真っ黒なカードフェイスにして欲しかった。
裏面は至って普通。クレジットカードとしてのスペックには(限度額など)一切変更ありませんし、三越伊勢丹で享受できる特典にも何ひとつ変更はありません。カードスペックの詳細については関連記事を参照下さい。
何も変更がなされなない会員がカードデザイン(と、カード番号)だけ変更させられるという何とも変わった展開となりました。