デルタアメックスのサービスが改定される！ゴールドメダリオンは2年目以降条件付帯に 2018-05

先日、アメリカンエキスプレス（以下、アメックス）より、デルタスカイマイルアメリカンエキスプレスカード（以下、デルタアメックス）におけるサービス改定のお知らせというアナウンスが実施されました。

個人的には来るべくして来たな、という思いの方が強かったりします。というのも、現状のデルタアメックスゴールドが保有するスペック（ゴールドメダリオン自動付帯）が最強過ぎるものだったからです。

そのサービス改定のお知らせの内容を以下に見てみることとしましょう。

デルタアメックスゴールドサービス改定内容

此度のサービス改定内容は上記の4項目。ちなみにデルタアメックスゴールドの視点で見ており、デルタアメックスカードは割愛しています。何故なら上記4項目のなかで最も大きな改定内容は③のメダリオン会員資格の取得プログラム開始だからです。

そもそもデルタアメックスへ入会する人の多くが、その目的として（デルタアメックスゴールド入会で付帯する）ゴールドメダリオンを欲する訳で、（デルタアメックスカード入会で付帯する）シルバーメダリオンではありませんからねw

メダリオン会員資格の取得プログラムの開始

上記サービス改定内容の③に挙げているメダリオン会員資格の取得プログラム開始とは、1年間のカード決済金額で一旦付与された資格（この場合はゴールドメダリオン資格）が変動するということ。よって改定後は年間150万円以上の決済額をクリアした会員だけがゴールドメダリオン資格を維持できます。

これはなかなかの年間決済額ですね。1ヶ月平均12.5万円の決済が必要となります。とはいえ、生活に必要な身の回りの支払い（電気・水道・ガス・電話など）をデルタアメックスゴールドに寄せれば通常生活の範囲で達成しなくもありません。

サービス改定後のプログラム開始期間を見据えた場合、お得なのは6月25日までの入会と更新

ただし忘れていけないのは、デルタアメックスゴールド入会後に自動付帯する最初の資格は、今まで通りゴールドメダリオン資格ということです。そして1年間というプログラムの中で、6月25日を境に初回付与されるゴールドメダリオン資格保有期間の長さが変わってくることに注意しておきましょう。

↑のアメックス公式のアナウンスを見るに、これを上手く使えば、初回付与されるゴールドメダリオン資格が最長で約2年近く保有（1年8ヶ月ほど保有）できます。

というのも、2018年6月25日までの入会を済ませれば、初回ゴールドメダリオン資格を付与されるうえ、初回プログラムの開始が2019年3月15日からとなり、入会即プログラム開始となる6月26日以降入会組より8ヶ月ほどプログラム開始までの猶予期間があるのです。

故に初回付与されるゴールドメダリオン資格期間が長く、そのため相当大きな違いとなるでしょう。

これはデルタアメックスゴールドへ入会済みの既存会員にもいえることで、私の場合、冒頭の画像の如くカード更新時期が4月ということから、プログラム開始のタイミングが今年6月25日までに入会する（した）新規会員と同で2019年からのスタートとなるためですw

また此度のサービス改定に至った理由をアメックスが公式にアナウンスすることはないでしょうから、個人的かつ勝手な想像をするに、おそらく改定へのアクションを取ったのは、むしろデルタ航空側ではないか？と考えています。

というのも、この改定はアメックスにとってマイナス要素しかないためです。年間決済額を150万円に上げたところで、かならずしも会員皆が決済するとは限りませんし、ゴールドメダリオン資格が切れたと同時に退会されるリスクの方が圧倒的に大きいのは誰の目にも明らか。

そもそも退会されれば年会費すら入ってきませんしねw おそらくはデルタ航空から仕入れていたゴールドメダリオン資格の価格に大きな変化があったのでは？と感じています。

例えば150万円決済に対する手数料商売では、アメックスもせいぜい7-8万円程度の収入しかなく、その収入と、年会費の一部からゴールドメダリオン資格を仕入れるワケですし、であれば単純に年会費を5万円ほどに値上げした方がアメックスも楽なような気がしますw それくらいのスペックを有するカードですしね。

兎にも角にも、デルタアメックスゴールド入会後最低1年間はゴールドメダリオン資格が有せますし、今年（2018年）でいえば6月25日までに入会することにより約2年間近い期間をゴールドメダリオン資格でいることが可能です。その間にデルタ航空の上級会員資格を試し、また堪能しましょう。

何事も早いアクション（ここでいうところの入会）を行って損はありません。

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