そろそろ帰省や旅行などで出掛けた人たちのUターンが始まる頃となりました。私はドチラかといえば帰省や旅行で来る親戚・友人などを迎える側なのですが、今年のお盆も様々な人たちと時間を共にし、なかには数年振りの友人と会う機会にも恵まれました。
画像↑はその友人と時間を共にした自宅近隣のバーでの一コマです。温めたアイリッシュウイスキーをフランベしながら注ぐウイスキーカクテルのアイリッシュコーヒー製作における工程の様子。青い炎が綺麗ですね。
アイリッシュコーヒーはその名の通りアイリッシュウイスキーとコーヒー、生クリームで作られたカクテル。画像の如く仕上げにホイップした生クリームを浮かべ完成するものの、コーヒーと生クリームを綺麗に分離させるのは、その道のプロでも結構な技術を要します。マスター曰く、今回は成功らしいw
勿論、アイリッシュコーヒーは友人がオーダーしたもので、私はいつもの白州を頂きながら久し振りの再会に乾杯したのでした。
ちなみに先のアイリッシュコーヒーをオーダーした友人はロンドン北部出身のイギリス人。年齢の割には一昔前の古風なイギリス人で上手く表現できませんがカタブツですw
正確にいうと、彼の妻が(福岡出身の)日本人で、そもそも彼女と私とが知人という関係でした。なので二人が現地での結婚後に友人となった彼ですが、よって彼女の帰省についてきたものの日本には殆ど知り合いがいなく、また言語の違いから妻方の親類ともなかなか濃い関係にはなれず淋しい思いをしていると愚痴ってました。国際結婚も色々と大変ですね。
そんな彼とバーで語り合う数時間前には別の店で軽くディナーを頂いていました。
これも我家から徒歩10数分のSHORYU(昇龍)という日本国内は福岡のみで他の店舗は全てイギリス国内をメインに展開している一風変わったレストランです。日本にまで来てSHORYUかよw と思いながらも、彼のリクエストなので異論なく足を運びます。
たまに妻と訪れる時は、焼き鳥や餃子などを頂くのですが、彼が真っ先にオーダーしたのはフィッシュ&チップス。しかもコッドやハドック(タラ)でなくプレイス(カレイ)で作って欲しいと細かいことを伝えさせられましたw モルトビネガーを瓶ごと借り、付けるというよりは漬けるほどブっ掛ける姿はやはりイギリス人ですね。
島国でお茶を好み、他国へ行っても自国の料理が恋しい処は日本人と英国人の共通点といえるかもしれません。と、そんなことを思いながら彼と過ごしたお盆の中日のひとときでした。
ココでの決済は彼が払うときかないため、その様子を伺っているとロイズバンク(Lloyds Bank)発行のアメックス。フェラーリのエンブレムとも、JCBザ・クラスのペガサスロゴともまた似て非なるロイズバンクの象徴(馬)を中央にあしらったクレジットカード(おそらくライセンス契約されたアメックス)です。
イギリスならHSBCかバークレイズだろ?と少しからかう私に、半ば本気でロイズの良さを語る彼は、やはりカタブツだといえますw