今週1週間は夏季休暇を取得していたため、先週の沖縄出張の延長から妻も合流しそのまま那覇滞在を予定していたものの、一部スケジュールを変更し一旦帰宅しました。画像↑は、その際(到着時)の福岡空港です。穏やかに晴れ間も見える天候。
しかし、空港へ迎えに来てくれていた友人の車に乗り、福岡県朝倉市へ向かうと風景が一変します。
福岡県朝倉市
状況は想像以上に激しいものでした。車を出し、現地へ連れて行ってくれた友人は、この朝倉市出身です。幸いなことに彼の実家は大きな被害を受けなかったものの、その親戚や友人などなど、多くの方々が被災され避難所での生活を余儀なくされています。
兎に角、おびただしい流木の数で圧倒されました。
特に田畑は以前の姿を留めていません。彼は福岡市内で飲食店を経営しており、その素材(野菜など)の殆どを実家の田畑で栽培・育てている有機野菜を使用していました。それも今回の災害で全滅に近いそう。
朝倉市は空気も澄んでいて、福岡市からわずか1時間ほどとアクセスも良く、私も引退後はこの地に(少し規模の大きな)家庭菜園の場を求めようかと本気で考えていたことから、この状況は非常にショックでした。
報道でも再三映っていたこの周辺は特に酷い惨状です。
自然の猛威には抗(あがら)えませんし、現在復旧に向けて各専門家の方々が対処しているため、我々にできることはまだ少ないでしょう。が、ただ見ているだけでは何もしないのと同じこと。
被災地の方々が必要とする物を届けるくらいのことはできますので、現地復旧の邪魔にならない程度で仲間たちの力を借り、色々と手配しました。天候的にもまだまだ予断は許せない状況ですが、1日でも早く全力復旧に向けた取組みへと繋がることを願ってやみません。