タワーマンションのおかげで(1区画に大勢の人が住めるため)都心回帰が進むなか、投資や相続目的も相まってマンションのモデルルームは盛況のようですね。
ということで此度は雑記(というか日記)です。殴り書きに近いため普段以上にまとまりが無いと思いますw
先日、結婚を控えた知人に誘われた会食の際に「モデルルームを見に行ったら…」と少し機嫌の悪そうな声で話を始めました。要はモデルルームにいるスタッフの接客態度が不満だったそうな。
6,000万円程の物件を検討しているそうですが、いくつか質問したところ、全く答えられず、どうみてもただのオバサンだったと言うのですw
現在都心含め地方大都市のタワーマンションは売り手市場にあり、1億円以下の物件の購入では決して偉そうな振る舞いはできません。むしろその他大勢の領域です。
この知人はモデルルームを見に行ったのは初めてらしく、高級車のディーラーくらい又はそれ以上の接客を期待していたよう。たしかに車の場合1,000万円なり超える買い物をするとなかなか良い接客をしてくれますが、マンションはそうはいきません。
何よりも、人気物件は抽選に当たらないと買えません。お金を持っていても抽選なのですw
※よほどのレベルで根回しできる付き合いがないとまず抽選です。
買ってやるなんて顔はできないどころか、○×月△□日に公開抽選を行い、結果をご連絡しますという扱い。そのマンションも2億円や3億円を超える最上階の部屋でもおおよそ倍率は2-3倍で、どこまでいっても抽選ですw
モデルルームのスタッフは多くの場合、所長、副所長、その他の一般従業員(派遣の場合も)の3階層しかなく、ほとんどの場合が一般従業員にあたります。
○億円、△千万円という絶対値は関係なく、あくまで相場(その会社が売り出す物件のどのランクの部屋か)で担当者が決まります。当然所長や副所長以外は何の権限もないため、全くと言っていいほどいいことはありませんw
そこでこの知人の用件は知っている人がいれば紹介してほしいという依頼でした。が、生憎私の付き合いのない売り主物件でしたので、モデルルームへ同行することにしました。そして今、この記事を書いています。
私が知る限り、どの担当者がつくかという点で重要なのは、現在済んでいる物件の住所が大きく影響します。分譲物件で都市中心部などの○□タワー(××××4桁高層階)号などであれば十分でしょう。
分譲物件を賃貸で出している場合もありますが、いずれにせよ(例えば東京の)都心3区の高層階だったり、地方大都市中心部の賃料は安くはありませんし、高層階ほど広いのが普通です。
少なくとも私の経験では、受付で(アンケートと称する)住所などを書き終えると一旦バックヤードへ受付スタッフが消え、全スタッフでアンケートを吟味したのち所長が表れるというパターンを多く見ています。
必ず最後に現在の住まいについての話を振られますので、これが最も影響していると思われます。そしてこのモデルルームでも同様に、所長が接客中とのことで副所長が一時対応しその後所長へと引き継がれました。
いわゆる住所の効果ですね。初見のプロファイリングでは未だに大きな判断材料として使用されているようです。
確かにモデルルームではプレミアムカードを見せるわけでもないですし、高級車に乗っていたからといって駐車場に止めてしまえばそれを見せつけることもできません。また格好付けて受付から見える場所に横付けしたところで駐車違反では話になりませんw
受付で住所を書くシーンは多々あります。そう考えるとプレミアムカードや高級車よりも役立つことが多い気がします。と、そんなたわいないことを感じた1日でした。
余談ですが、そのモデルルームのマンション(5,000万クラスの)20部屋を1人で購入しようとした人がいたそうなw おそらく投資なのでしょうが世の中いろんな方がいますね。