警固せんべろ
「せんべろ」という言葉をご存知でしょうか?せんべろとは1,000円でべろべろに酔えるような価格帯の酒場の俗称です。
◆概要
一般には作家の中島らもと編集者の小堀純が、共著の著書「せんべろ探偵が行く」で使い始めたのが最初と言われている。
低価格で酒やおつまみ等を提供するという性質上、該当する店には居酒屋や立ち飲みなどが多い。
2007年のサブプライムローン問題発覚、2008年のリーマン・ショックなどを背景とした景気低迷の中で「一般的な低価格居酒屋チェーンよりもさらに格安で飲み食いができる店」として注目が集まるようになり、近年雑誌等で特集が組まれるようになったほか、「せんべろ」系居酒屋を専門に取り扱う書籍も複数登場している。
・引用:Wikipedia
一応、ウィキペディアにも簡単に掲載されている言葉なのですが、一部の店舗や酒好きの間では広く定着しています。
そんなせんべろという言葉で、新規顧客や常連客を集めてみようという試みから、せんべろの日を謳い私が頻繁に利用しているバル4店舗が合同で1日限りのせんべろを実施(開催)し、そして参加してきました。勿論、椅子を撤去しカウンター中心の立ち飲み形式を採用。
事の始まりはたまたま実施店舗のオーナーたち(といっても皆友人)との酒宴の席。その際せんべろの話題となり、1回合同で開催してみたら?と半分ノリw でプッシュした手前、せんべろ当日は開催前から店入りし、終了まで飲んでましたw
ルールは簡単、1,000円でチケット4枚を渡され、メニューに沿った枚数のドリンクやフードをオーダーし食するだけ。極端な例でいえばドリンクだけ4杯頂くことも可能。確かにそれだと1,000円でべろべろになりますねw
それが物足りなければ1,000円(チケット4枚)追加しさらに楽しむ。
普段はスペインバルですのでタパス系フードは充実して、なおかつ美味しい。オイルサーディンやハーブ豚のサイコロステーキなどをチケット1枚ないしは2枚にて提供されます。
高くて美味しいのは当然のこと(というか、そうでなくては困るもの)で、コンセプトはせんべろですから如何に安くて美味しいものを店側は提供し来店客は楽しめるか?が重要ですね。
オーナー達をはじめ私も舐めていたのですが、大して事前告知もしてなかったため客足的には平常運転だろうと思いきや、たまたま通り掛かった人たちのSNSで一斉に情報が拡散し、開店後1時間程で全店(4店舗とも)満員の状態。
しかも一時は店舗外に行列ができるほどの賑わいでした。SNSって凄いですね。
スタート時に一緒だった妻は先に帰宅し、私は常連たちと全店舗のパトロールへ向かいますw
常連が一堂に会する機会もなかなかないため、このパトロール?は明け方まで続き、せんべろ終了後はオーナーや店舗スタッフたちと打上げ。
会話が中心とはいえ夕方から翌朝まで約12時間、さすがに疲れました。週末は自宅で身体を休めたいと思います。