2016年10月24日、Luxury Card(以下、ラグジュアリーカード)の概要がリリースされました。
株式会社新生銀行(東京都中央区、代表取締役社長 工藤 英之、以下、「新生銀行」)と連結子会社である株式会社アプラス(東京本部:東京都千代田区、代表取締役社長 渡部 晃、以下、「アプラス」)は、米国で発行されている富裕層向けクレジットカード「Luxury Card」(以下、「ラグジュアリーカード」)について、日本で初めて平成28年11月1日(火)より提携発行および取り扱いを開始いたします。新生銀行では、同カードを新生銀行グループの個人のお客さま向けステータスカードとして位置づけ、新生総合口座パワーフレックス(以下、「パワーフレックス」)のお客さまへのお申し込み取次ぎを開始するなど、富裕層の顧客基盤の拡大を推進してまいります。
・参照:アプラスプレスリリース
アプラスが11月1日(火)から取扱開始、新生銀行もラグジュアリーカードを富裕層顧客へ向け戦略的展開の基本合意書を締結し、新生総合口座パワーフレックスの顧客へ申込取次ぎから開始するというものです。また、
Black Card LLCは平成20年に英国に本拠を置く国際金融グループBarclaysの米国クレジットカード連結子会社と提携し、「Visa Black Card」の発行を開始いたしました。平成27年より「Mastercard® Black CardTM」にリニューアルし、平成28年より「Mastercard® Gold CardTM」および「Mastercard® Titanium CardTM」を追加導入して、ラグジュアリーカードとして3種類の金属製カードを発行しております。本提携発行による日本での事業展開は、ラグジュアリーカードの海外進出の第1ヵ国目となります。
とのこと。ラグジュアリーカード海外進出の足掛かりが日本ということなのですね。そして、
ラグジュアリーカードは、24金のプレーティングが施された最上位クラス「Mastercard® Gold CardTM」をはじめ、3種類とも日本市場では初となる独自の金属製デザインと構造を採用するクレジットカードであり、Mastercard最上位クラスである「World Elite Mastercard」を日本で初めて提供するのが特徴です。また、24時間365日対応のデスクによるグローバル・コンシェルジュサービスなど、富裕層のお客さまへ特別なサービスを提供いたします。
やはりマスターカードの最上位であるWorld Elite Mastercardを提供するそう。これは予想通りでしたw 気になる年会費等の概要を確認してみましょう。
ラグジュアリーカード概要
⇒Mastercard® Gold CardTM:年会費200,000円+税
⇒Mastercard® Black CardTM:年会費100,000円+税
⇒Mastercard® Titanium CardTM:年会費50,000円+税
・カードの特徴
⇒3種類すべてのカードに、最先端の金属製デザインと構造で特許を取得した技術を応用
⇒Mastercard最上位クラスの「World Elite Mastercard」を日本で初めて採用
⇒Luxury Card ConciergeTM:国内外を問わず、あらゆるカード会員のニーズに24時間365日体制で対応するコンシェルジュサービス
⇒国内利用ポイントはご利用金額に応じて最大3倍※1、海外利用ポイントは常に2倍
⇒ポイントはJALやANAのマイルに交換が可能。交換手数料は一切不要
⇒会員限定ラウンジの国際ネットワーク「ラグジュアリー・ラウンジ」を利用可能(平成28年11月にニューヨークに第1号ラウンジが開設。その後、世界各都市に展開予定)
⇒世界中の3,000件を超すホテル、リゾート、旅館、高級宿泊施設でお部屋のアップグレードや厳選された特典をご利用いただける「VIPホテル&トラベルプログラム」
⇒エリート会員ステータス:ハワイアン航空HawaiianMiles最上位「Pualani Platinumエリート会員ステータス」※2、ザ・リーディング・ホテル・オブ・ザ・ワールド「リーダーズクラブ会員」※3、National Car Rental「エメラルドクラブ エグゼクティブステータス」、新生銀行ステップアッププログラム最上位「プラチナステータス」を付与。
⇒トラベルサポート&優待:グローバルな空港ラウンジ「プライオリティ・パス」のご利用、国際線手荷物宅配無料サービス、グローバルホテルチェーンやカーレンタル会社でご利用いただけるエリート・ステータスマッチ※2、旅行傷害保険(航空機遅延保険を含む)、カード不正使用時の補償など
⇒ダイニングサポート&優待:予約困難な名店のテーブル予約、レストランへのリムジン送迎サービス、人気レストランのコース無料アップグレード、ラグジュアリーホテルのバーやラウンジの会員限定テイスティングなど※1、※2
⇒ライフスタイルサポート&優待:国内外の一流プライベート・ゴルフコースの予約手配、予約困難な人気プライベートフィットネストレーナーの優先予約権、民間医療機関のご紹介、国立新美術館(東京)の無料入場など※1、※2
⇒世界の厳選した富裕層向けの最新情報をご紹介する会員限定情報誌「LUXURY MAGAZINE」
※1カードの種類によってサービスのレベルおよびポイント還元率が異なります。
※2カードの種類によってサービスを受けられる資格が異なります。
※3リーディングホテルズ加盟ホテルに1泊ご予約・ご宿泊いただく条件がございます。
やはりカードレベルはチタン⇒ブラック⇒ゴールドの順で上位となり、ゴールドカードがラグジュアリーカードの最高峰となるようです。
また年会費は3種類ともに良い値段w 24金のプレーティングでコストが掛かっているとはいえ最高峰のゴールドカードは200,000+税ですから、アメックスプラチナやダイナースプレミアムを上回る設定。
カードの性質上、アメックスやダイナースと比較されるのは想定内な訳ですから、年会費に見合うサービスを提供できるか?がカギとなるでしょうね。
ベネフィットを見るに、航空系でハワイアン航空会員の最上位であるPualani Platinumエリート会員を提供、そしてホテル系ではリーダーズクラブ会員、トラベル系ではプライオリティ・パスなどの定番が用意されているとのこと。
この辺りはラグジュアリーカードがローンチされた後に再度比較・検討・考察してみる必要がありそうです。
まずはラグジュアリーカードがプレスリリースされたという情報でした。
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