目次
はじめに
2015年12月14日にシティバンクから三井住友信託銀行への事業譲渡に伴い、シティカードから三井住友トラストクラブへと社名が変更され現在発行されているダイナースクラブカード。
そのダイナースクラブカードを知人(の弟)が取得しましたので、申込みの段階から観察させて貰いました。しかもこの方、3度目の正直で取得した(よって過去2回審査に通らなかった)悲願のカードだったそう。よかったですね。
そこで、情報提供者のスペックも踏まえ、ダイナースクラブカードの審査から発行までの流れを掲載したいと思います。
ダイナースクラブカードの審査と基準は?
・入会目安:27歳以上の方
・年会費:本会員:22,000円(税抜)/家族会員:5,000円(税抜)
以前は33歳(大昔は35歳)以上、医者や弁護士、自家保有など入会条件が非常に高いダイナースクラブカードといったイメージも、現在は27歳以上という目安しか表記されていません。
そして肝心の年収の目安については一切表記されていませんが、ダイナースクラブカードの公式サイト「カード発行クイック診断」を行うに税込年収500万円がひとつのボーダー(指標)となっているようです。しかし実際のところはどうなのでしょうか?
ダイナースクラブの審査に2回落ちた彼の場合
↑画像は今回情報提供に協力してくれた彼宛に発行・送付されてきたカードとその他諸々です。そして、以下に彼のスペックを纏めてみました。
・年齢:32才(独身・賃貸住宅)
・勤務:上場企業の子会社勤務
・勤続:勤続8年目(転職歴有り)
・年収:400万円(税込)
一般的な32歳平均年収(370万)よりは多め(ちなみに32歳中央値は350万)ですが、過去のダイナースクラブカード保有者イメージ像と比較すると、少し異なるような気もしますね。
冒頭でも記載した通り、彼はシティカード時代のダイナースクラブへ申込みを行い、事実2回発行をお断りされています。1回目は20歳代後半、2回目は1年前だったそう。
なぜ3回目にして入会・発行できたのか?
重大な事故歴でもない限り、クレジットカード会社の審査は水物です。水物とは「そのときの条件によって変わりやすく、予想しにくい物事」の意。
1回目の20歳代は別として、大して現在とスペックが変わらないにもかかわらず、1年前に審査を通過できなかった理由は中の人でない限り不明です。しかし1つだけ分かっていることは、彼がダイナースクラブカードがシティカードから三井住友トラストクラブ発行になるのを待ち、満を持して申込みを行ったということ。
ここに今回審査を通過しカード発行に至った何らかのヒントが少なからず隠されているような気がします。よって今までダイナースクラブカードから振られていた(発行を見送られていた)方も、今一度トライすることをオススメしたいと思います。
ダイナースクラブカード発行までの審査と期間
↑画像は申込受付完了時の受信メール(左)と入会審査完了時の受信メール(右)です。その下のメール受信日付を見ると、審査に要した日数はわずか2日。
申込数は日々異なることから、多少審査に要する時間も変わってくると思われますが、ダイナースクラブカードはかなりのスピード審査・発行だといえるでしょう。私が保有する銀座ダイナースクラブカードも申込みから10日程で手元に到着したのを記憶しています(当時はシティカード発行でした)。
三井住友トラストクラブとしてのダイナース発行
ということで、彼が取得したダイナースクラブカードと、その台紙です。ダイナースクラブカードの利用可能枠に一律の制限はありませんが、基本的には台紙に記載されているショッピングリボ利用枠内と考えておいた方がよいでしょう。
ダイナースクラブカードの利用可能枠は利用者と共に育っていくものです。自身の生活パターン相応の一定の水準で使い続け、その履歴がいずれプレミアムカードへと繋がるのです。そう難しい話しではありませんね。
新しいダイナースクラブカード(新券面)
これが現在、最も新しいダイナースクラブカードとなります。相変わらず落ち着いたカードフェイスですね。邪魔だったシティのロゴも無くなりバランスの良い仕上がりだといえます。
此方はカード裏面。磁気がホロ加工され美しい。カード発行元も三井住友トラストクラブへと変更されています。
ちなみに昨年(シティカード発行時代に)取得した彼の兄(いわゆる私の友人)のカードと並べ比較してみました。やはりダイナースロゴの青い影が小さくなっていますね。ドチラが良いか?は一目瞭然w
今後はICチップ搭載を予定
ダイナースクラブカードの新規発行では、今後2016年4月18日カード発行分からICチップ搭載を予定しています(切替の場合は2016年5月更新分から)。よく考えると先に掲載した新券面(彼が取得したカード)は、わずか4ヶ月ほどの命(発行期間)だったということです。
昨年12月までの券面にはシティロゴが、そして今月18日以降に発行される券面ではICチップが搭載されデザインも変更される予定になっています。それを考えると今取得した方がレアかもしれませんねw
その後、2016年4月よりICチップが搭載されたダイナースクラブカードへと変更されています。
ダイナースクラブカードを取得しよう
今回取得した彼のスペックや、申込みから発行までのスピード、そして新しい券面など如何だったでしょうか?昔と比べれば断然取得し易くなったダイナースクラブカードは、現在期間限定の入会キャンペーンを展開中です。その詳細は下記ボタンよりご確認さい。