開業ラッシュに沸く沖縄でのホテル開発、その中で数年前に開発が発表されていたヒルトン沖縄金武とは別に、このたびダブルツリーブランドでの開業も新たにリリースされています。
ダブルツリー by ヒルトン那覇首里城
昨日(1月19日)付けの産経ニュース内で、今年7月1日よりホテル日航那覇グランドキャッスルをリブランドし、新たにダブルツリーbyヒルトン那覇首里城となる記事が掲載されました。
ヒルトン・ワールドワイドとダブルツリーbyヒルトンは本日、「ダブルツリーbyヒルトン那覇首里城」の開業に向けて株式会社琉球ホテルリゾート那覇と運営受託契約を締結したことを発表いたしました。ホテル日航那覇グランドキャッスルをリブランドして2016年7月1日に開業する「ダブルツリーbyヒルトン那覇首里城」は、ヒルトン・ワールドワイドが日本国内で運営する13軒目のホテルとなる予定です。
今回の運営受託契約締結にあたり、ヒルトン・ワールドワイドの中東・アジア太平洋地区担当シニア・バイスプレジデントのアンドリュー・クラフは次のように述べています。 「ヒルトン東京お台場のリブランド(2015年10月開業)に続くダブルツリーbyヒルトン那覇首里城の運営受託契約は、日本初の外資系ホテルチェーンとして50年以上の歴史を持つヒルトン・ワールドワイドの国内ビジネスパートナーとの強固な信頼関係を示しているだけでなく、我々の日本におけるプレゼンス拡大への意欲を示す新たなマイルストーンとなります。」
那覇空港からモノレールで約30分(約7.3km)、首里の丘の上に建つダブルツリーbyヒルトン那覇首里城は、琉球王国時代の象徴とされる世界遺産・首里城跡まで徒歩で約15分(約0.8km)、人気のショッピングエリア国際通りまで約3kmという至便な立地にあります。
ダブルツリーbyヒルトンのグローバル・ヘッドであるダイアナ・ボーガンは次のように述べています。 「アジア太平洋地域で顕著な成長を続けているダブルツリーbyヒルトン・ブランドが、ダブルツリーbyヒルトン那覇に続く国内2軒目のホテルを開業し、日本におけるプレゼンス強化に踏み出したことを大変嬉しく思っています。ダブルツリーbyヒルトンは、『チェックイン時に温かいチョコレートチップ・クッキーでお客様をお迎えする』というフレンドリーなサービスカルチャーで数々の賞を受賞しています。このようなサービスは『おもてなしの文化』で知られる日本においてもお客様に喜んで受け入れていただけると信じています。」
那覇市街のパノラマビューを望むダブルツリーbyヒルトン那覇首里城は、合計5軒の料飲施設(オールデイ・ダイニング1軒、レストラン2軒、バー&ラウンジ2軒)のほか、568平米のボールルームを含む計1,728平米のミーティング・イベント施設を有する20階建(333室)のホテルとなります。また、ホテル内にはウェディングチャペルや屋外プールもあります。
参照元:産経ニュース
リブランドすることで、此度の発表からわずか半年後にはダブルツリーブランドとして生まれ変わるスピード開業です。そのため、既にホテル日航那覇グランドキャッスルのwebサイトではトップページでその告知がなされています。
ちなみに、現在のダブルツリーbyヒルトン那覇も、ソルヴィータ旭橋をリブランドしたもの。
ヒルトン沖縄金武
此方はマレーシアの不動産開発企業ディジャヤ・ランド・ディベロップメント社が金武町ギンバル訓練場跡地で建設を進めているヒルトン沖縄金武。2013年の調印式時の発表では今年(2016年)開業の予定でした。ただ、場所が場所だけにヒルトン北谷建設時とは異なり、なかなか現地確認へ赴くことができませんw 進捗状況が気になる処です。
しかし上記2つの開業で、既存と合わせて沖縄本島には4つのヒルトンが確定しているなか、現地での業務中にその他の噂も聞いたりします(あくまでウワサですが)。
昨年のお台場や今回のダブルツリーのような手法(リブランド)展開であれば時間もコストもさして掛からず開業でき、Hオナーズ会員をいとも簡単に取り込むことが可能ですね。よってこのようなヒルトンブランドの沖縄攻勢が続けば、まさに沖縄はヒルトン天国にならないとも限りません。今後の動きを注視したいと思います。