昨日(3月19日)、日本航空株式会社と株式会社JALカード、および株式会社ジェーシービーは、「JAL・JCBカード」のラインアップに、新たに「JAL・JCBカード プラチナ」を追加し、2014年4月1日より募集を開始すると発表しました。
今年に入りFOP関連でのキャンペーン攻勢を次々に実施しているJALとしては、ここでANAに大きく水をあけられているプレミアム系カード会員の取込み(囲い込み)を実施してくるであろうと予想はできましたが、ダイナースでなくJCBだったのには少々驚きです。
JALカードは先に記載した通り、株式会社JALカードというクレジット事業者が間に入る一風変わった発行形態を取っているため、お堅いJCBとのプレミアム系商品開発には色々と(条件面等で)障害や苦労もあったのではないでしょうか。
募集開始と年会費
◆募集開始:2014年4月1日
point!
シルバー箔押しの新しい「JCBエンブレム」をJCBブランドカードとして世界で初めて採用し、高級感あるカードデザインに仕上がっていますね。ちなみに、シルバー箔押しが使用できる他カードは「ANA JCBプレミアム」及び「JCB法人プラチナカード」です。
特長とサービス
②空港ラウンジサービス⇒国内主要空港ラウンジの利用(エアサイドの航空ラウンジは不可)
③充実の付帯保険⇒海外/国内旅行傷害保険が最高1億円
先に発行を開始した「JAL・AMEXプラチナカード」と年会費もさることながら同等のサービス内容となっています。特に国内外共に旅行傷害保険1億円は、プラチナカードと呼ぶにふさわしい内容です。
アドオンマイル2マイルが付与されるプラチナカードでは、通常のショッピングマイル100円1マイルに加え、特約店利用時にはさらに100円1マイルが加算され「合計100円4マイル」となります。
JCBプラチナコンシェルジュ
個人的には、この「JCBプラチナコンシェルジュ」の付帯が最も大きな特徴だと考えます。
何故なら、評価の高いJCBのコンシェルジュデスクが付帯している既存個人カードの「JCBザ・クラス(50,000円/税別)」「ANA JCBプレミアム(70,000円/税別)」と比較しても「JAL・JCBカード プラチナ(31,000)円/税別」は最も安い年会費で利用可能だからです。
(プラチナ法人カードは30,000円/税別ですが、個人カードではないため対象除外)
その他付帯サービス
②JCBグルメ・ベネフィット⇒国内レストランの所定コースメニューを2名以上で利用の場合、1名分が無料となる期間限定の特別優待プラン
③JCBプレミアムステイプラン⇒全国のホテルや旅館が特別優待価格で宿泊可能
特に②③については、非常に利用価値の高いサービスだと思います。私の場合はJCBザ・クラス付帯での利用となりますが、内容は同じものですので過去記事を参照ください。
◆機上の空論⇒JCBザ・クラス関連記事
入会キャンペーン
◆内容:対象期間中に「JAL・JCBカード プラチナ」に本会員として入会すると、入会ボーナスマイルと利用実績に応じた利用ボーナスマイルに加え、記念品をプレゼント
◆ボーナスマイル①:入会ボーナスマイル⇒6,500マイル
◆ボーナスマイル②:初回フライトボーナスマイル⇒5,000マイル
◆ボーナスマイル③:10万円以上30万円未満⇒2,000マイル/30万円以上90万円未満⇒5,000マイル/90万円以上⇒15,000マイル
◆記念品:ボーイング787特製モデルプレーン
切替キャンペーン
◆内容:対象期間中に「JAL・JCBカード プラチナ」に切替えると、本会員に対しボーナスマイルと記念品をプレゼント
◆ボーナスマイル:切替ボーナスマイル⇒2,000マイル
◆記念品:ボーイング787特製モデルプレーン
新規入会及び既存からの切替の両会員に対するキャンペーンを展開するようです。
JALグローバルクラブカード(JGCプラチナ)も用意されていますので、JCBのプレミアム系カード(サービス)に触れるには年会費的にもお薦めのカードだといえます。