出鼻をくじかれた感じで、初日から予定を大幅に変更して上陸した淡路島。しかし前日の暴風からは一変し、気持ちの良い晴天に恵まれました。眼下に望むのは兵庫県洲本市。人口は約4万人ほどで淡路島の中部に位置します。
余談ですが、洲本市のふるさと納税における返礼品のドラクエグッズは有名ですね。そうです、洲本市はドラクエ生みの親である堀井雄二氏の地元なのです。
洲本城址
冒頭の画像はココ(洲本城本丸)から撮影しました。この場所までの9割方は車でアクセスできるものの、残りの1割の徒歩は結構大変です。それほどの山城ということを体感できます。が、本丸跡に到達すれば、冒頭のような素晴らしい景観が手に入り、少々の疲れも忘れさせてくれるでしょう。
見ての通り、現在は廃城後に再建された模擬天守となっており、その昔は展望台を兼ねていたそうな(現地知人談)。しかし場所が場所だけに猛烈な潮風の影響で風化と劣化が見られるため、中に入ることはできなくなっています。
とはいえ、洲本城(跡)は街のどこからでも見ることができる洲本市のシンボルですね、目を向ければいつもそこに城があるという、ひとつの安心感のような感情が湧き出るのは、私も似たような城下町で育った幼き頃の経験からなのだと思われます。
夢海游
此度の滞在先は、過去4回と同じくホテルニューアワジグループが運営するホテル夢海游。ですが、今回は夜の飲食を洲本の繁華街で楽しみたかったため、洲本温泉街のなかでも繁華街に徒歩で行けるロケーションにしました。何度も足を運ぶうちに、ホテルや旅館内で完結させるのでは物足りなくなるフェーズなのでしょうw
ご覧の通り↑マップで確認しても、ホテルニューアワジビレッジともいえる(黄色で囲った)一角から離れ、夢海游は中心街へ近いロケーションとなっていることが分かります。洲本市の繁華街まで徒歩10分ほど。
とはいえ、落ち着いた和室で、客室からの景観も松林とビーチに面しており、また上質の源泉を楽しめる温泉を提供してくれました。
同時に朝食は客室からの景観と同じ眺めを望みながらのブッフェです。エンジンのかかりが悪い私だとこの程度ですが、朝から食欲旺盛な人でも満足するであろう品数が提供されています。
食事いろいろ
その食事繋がりで、夜の数コマを掲載しておきましょう。ココ↑は洲本のイオンやバスセンターからも程近い日本酒と炭火焼きを楽しめる炙りBarあるこっこ。
様々なネタを、自らのペースで炙り、淡路産の日本酒とともにいただきました。
また、淡路島といえば忘れてならないのが玉ねぎでしょう。現地では、もう既に新たまも出回っています。朝食、昼食、夕食、どのタイミングでもほぼ必ずといってよいほど玉ねぎを食することが可能で、そして美味い。淡路の人たちは血液サラサラでしょうね。
また↑このひとコマは別の日の晩餐で訪れた焼き鳥と天ぷらを楽しめるお店とり久で食した玉ねぎと、鳴門金時の天ぷらです。
淡路島は徳島県とも(橋で)繋がっていますからね、街の特産物店に足を運べば、玉ねぎと鳴門金時が驚きの価格で手に入ります。勿論、我々も箱買いで自宅は当然のこと、実家や知人へのお土産に出荷しましたw
最後に掲載するのは、滞在中毎晩通ったBar etoile(バーエトワール)。
ココは昨年洲本市に伺って会食をしたのちに、プラプラと歩いているさい目に留まってお邪魔したお店。その記憶を辿って伺ったところ、今回滞在したホテルから最も近いレトロこみちの端で営業していました。レトロこみちは、下記ガイドを参照ください。
店内は町家を改装したオーセンティックなバー。昼はカフェとしても運営されており、カフェメニューの一部がバー営業まで残っていれば、それをいただくことも可能です。毎晩伺ったとある日は(淡路島の形をしたw)エトワール焼きがあったのでいただきました。
しかし食に関していえば、今回は初日に足留を喰らったおかげで、当初予定していた徳島へ渡って徳島ラーメンを食すという目標を達成することができないまま淡路島を後にしたのが心残りでもあります。
よって年内にもう一度、今度は伊丹でなく徳島(徳島阿波おどり空港)へ降り立つパターンで洲本市へ足を運ぶ計画を練っているところ。
なので次回はFUK⇔TKSをJAL便(正確にはJ-air:ジェイエア)で飛びたいと思っています。