JALグローバルクラブカード(以下、JGC)です。いずれ記事をエントリーするつもりですが、過去JGCダイナース⇒JGC DC VISAと変化を重ね、今年4月に取得しました。
今回、申込用紙返送から1週間でのスピード発行でしたが、おそらくJCB ザ・クラス ホルダーであることと、キャッシング枠設定なしでの申込ということで、JCB側でもほぼ無審査に近いものであったのだろうと推測されます。
スペック (JCB)
- 発行元:JCB
- 年会費:10,500円
- 総利用枠&一括枠:300万円
- 2回・ボーナス枠:150万円
- リボ・分割払い枠:100万円
- キャッシング枠:設定無し
- 自動付帯保険:海外・国内旅行傷害⇒5,000万円(無条件付帯)/海外傷害・疾病治療費用⇒150万円/携行品⇒年間100万円/他
既にJCB ザ・クラスにて総利用枠500万円が設定されていたことから、ゴールドカードでもないClub-Aカードに300万円もの総利用枠が与えられています。これはJCBが行う共通利用枠設定となり、共通利用枠とは同一発行会社のカードにおいて決済可能な金額の合計が、各カードの設定額のうち最も高い金額の範囲内となることを言います。
スペック (JALカード)
- 与信元:JALカード
- JAL国際線航空券/海外・国内ツアー代金:200万円(条件付)
JALカードには発行元が与える利用枠の他に、株式会社JALカードが与える利用枠というものが存在します。これは株式会社JALカードが金融業を生業としていた名残りです。
発行元の利用枠を使い切った場合『JAL国際航空券/海外・国内ツアー代金』の支払いに限り、さらに200万円までの利用が可能となっています(但し1回払いのみ)。
その昔は提携先クレジット会社と株式会社JALカードの2社個別に利用枠設定がなされており、1枚のJALカードで『15日締め翌月10日払い(提携先)』と『末締め翌末払い(JAL)』とがそれぞれ存在する、大変ややこしい時代もありました。懐かしい話しですね。
スペック (JAL)
JALグローバルクラブへの入会資格は下記となります。
- 1~12月の12ヵ月間内にJMBサファイア若しくはJMBダイヤモンドのステイタスを達成
- JGCカードのCLUB-A、CLUB-Aゴールド、ダイナース、プラチナのいずれかを保有
JGCを保有し続ける限り(年会費を払い続ける限り)翌年以降はJAL搭乗実績に関係なくそのサービスを毎年享受できるため永続的上級会員カードといえます。また、JALグループ便またはアメリカン航空便への搭乗ごとに区間マイルの35%のマイルが加算されます。
スペック (ワンワールド)
JGC会員(一般)は同時にワンワールド・サファイア メンバーになります。さらにJMB FLY ONプログラムにおける利用実績が『ダイヤモンド若しくはJGCプレミア』の場合ワンワールド・エメラルド メンバーへと昇格します。JALに限らず、ワンワールド・アライアンス参加航空会社(2013年5月現在12社)各社でも上級会員としての恩恵(ベネフィット)が与えられます。
その他
搭乗スタイルJAL タッチ&ゴー サービスと紐付けされる電子マネーは、WAONでもIDでもQUICPayでもVisa Touchでもなく、JALオリジナルのICとなっています。
唯一、JALカードSuicaだけはクレジットカードとの一体型ですが、他の電子マネーは全て2枚持ちしなければ使用できません。JALカードはこの辺りが少々面倒ですね。
JGC Club-AカードとJGC Club-Aゴールドカード
年会費を比較すると、
- JGC Club-A 一般:10,500円
- JGC Club-A Gold:16,800円
ですが、ゴールドにはショッピングマイルが2倍たまるショッピングマイル・プレミアムが自動付帯されています。その一方、Club-Aカードでは別途年会費が3,150円必要です。よってその差は3,000円程となります。私の場合決済利用はせずJGC維持だけのために保有していますので、ショッピングマイル・プレミアムには加入していません。しかしJGCカードをメインで決済するケースでは、やはり各種付帯保険が手厚いゴールドを推します。