2012年2月15日に発表された、2番目のANAカード プレミアムです。ANA JCB スーパーフライヤーズカード プレミアム退会に伴い切替えました。取得時の記事はこちらをご覧ください。
カード名が長すぎますので、このブログでは今後、ANA ダイナース プレミアムで表記を統一します。
スペック(Diners)
- 発行元:Citi
- 年会費:155,000円(税別)
- 総利用枠&一括枠:記載なし
- リボ・分割払い枠:225万円(取得時100万円)
- キャッシング枠:50万円(取得時:キャッシング⇒20万円/カードローン⇒30万円)
- 自動付帯保険:海外・国内旅行傷害⇒1億円(無条件付帯)/国内航空傷害⇒1億円(無条件付帯)/交通事故傷害⇒100万円/賠償責任危険担保特約⇒1億円/ライフアクシデントケア制度⇒1,000万円/ショッピングリカバリー⇒年間500万円/携行品損害保険⇒年間100万円/外貨盗難保険⇒10万円/ゴルファー保険/キャンセルプロテクション(要決済)/他
- プライオリティ・パス:本会員及び家族会員
さすがにダイナース最高峰カードとして、保険関係は充実した内容となっています。また、家族会員へもプライオリティ・パスを無料で発行する数少ないカードですね。与信(利用枠)に関しては事前に一律の制限を設けないという内容ですが、それは無制限という意味でなく個々の利用状況等に応じて設定するという意味です。アメックスでもそうですが、この意味を履き違えているホルダーが未だ散見されます。
スペック(全日空・スターアライアンス)
- ANA国内空港ラウンジ利用:本会員のみ無料で利用可能
- 入会・継続ボーナスマイル:10,000マイル
- ANA搭乗積算ボーナスマイル:50%
- ANAカードマイルプラス提携店決済:100円⇒2マイル
発行会社に関わらず、ANAカード プレミアム最大の特徴は、スーパーフライヤーズ会員(以下、SFC)でなくともANA国内空港ラウンジへのアクセス権が付帯することですね。またSFC及びスターアライアンスのスペックについては、他と同様ですので下記を参照下さい。
Citiカードとしての今後
画像は今年度のダイナース プレミアム会員宛に送付されたUSBメモリーカードです。紙ベースのベネフィットガイドは終了したようで、今年からは全てWEBで確認するようになりました。1年経ったら確実に破棄されるうえ、目を通すホルダーもどれだけいるか分からないガイドブックの作成へ莫大なコストを掛けるよりも、もっと実用的なモノ(ベネフィット)へ投資するべきと考える私には理解できる方向性です。
また、昨年10月の基幹システム移行で大きな失敗を起こしたCitiとしては、どれだけ会員離れを阻止できかつ既存会員からの信用を取り戻せるか?今年がある意味勝負の年といえるかもしれませんね。
ダイナース プレミアムカード
ダイナース プレミアムカードはシティカード プロパーの他、提携先としてANAやJAGUAR、BMWの上級会員・上位車オーナーを対象に発行しており、現在はそれなりの発行枚数で流通していると思われます。
このような発行元最上位カードを惜しみなく提携させているのは、シティのダイナース プレミアムと三井住友のプラチナ カードです。その点、JCBやアメックスは(国内で)未だ最上位カードを提携先に開放しておらず、提携カードとプロパーカードを線引きすることによって最上位のブランド力を構築しているように私の眼には映ります。
しかし一方で、本家シティバンクにおける月間平均取引残高が5,000万円以上のシティゴールド プレミアム会員向けにシティバンク ダイナース プレミアムという初年度年会費無料・次年度以降は半額の50,000円といった年会費が優遇された上顧客カードも存在します。
カードの色にステイタス性は殆ど無いと言える現在で、このシティゴールド プレミアム会員は残高次第で格下げがありますので、クレジットカードの色よりは確かなステイタスと成りうるでしょうね。
話題性・ステイタス性という意味ではアメックス センチュリオン、目に見える(発行基準が残高で分かり易い)ステイタス性でいうとシティバンク ダイナース プレミアム、この2枚以外のプレミアム系カードは全て同レベルだと個人的には思っています。