三連休は所用にて「有田」の窯元へと赴いたため、その帰りに「嬉野温泉」へ滞在しました。
「日本三大美肌の湯」と呼ばれ「天然の化粧水」とも比喩される「とろとろ感」を持つ嬉野の源泉は、(個人的に)九州地区でもトップクラスだと思っています。
現在ではモダンな旅館と街づくりで成功した大分「由布院(湯布院)」、熊本「黒川」が九州ではあまりにも有名となっていますが、歴史ある良い旅館(温泉地)は他にも沢山存在しています。
そのひとつが創業80年の「佐賀 嬉野温泉 吉田屋」です。
大正時代に創業された旅館をリノベーションし、「Bar」や「Spa」、「Cafe」、オリジナルの商品を展開する「Shop」等、「旧(歴史)」と「新(Cafe等)」を上手く調和させた人気の高い旅館です。
湯布院や黒川と比較すると、歴史は古くも、お世辞にも「モダンな温泉街」とは言えない嬉野温泉の中で一際目立つ存在だと言えます。この画像(Cafe)だけだと「創業80年」とは誰も信じませんね。
目次
Cafe & Shop KiHaKo(嬉箱)
宿へ到着すると、まず最初に「Cafe & Shop KiHaKo(嬉箱)」が見えてきます。
この建物の裏が店舗及び旅館滞在者用のパーキングとなっているのですが、その片隅でヤギの「キコ」が出迎えてくれます。
とても人懐っこい「キコ」です。カワイイですね。
CafeとShopは店内で繋がっており、見ての通りモダンな内装となっています。
Cafeは女性を中心に絶えず利用者がいます。画像は翌日朝のOpen前に撮影させて頂きました。
こちらはPB商品(雑貨)を中心にした展開のShopです。
自宅用のオブジェに「富士山けん玉」と「チーズ型消しゴム」を購入し、妻は「オリジナルソープ」等をお土産に購入していました。
YOSHIDAYA(吉田屋)
ヤギと戯れ、ShopやCafeへ寄り道した後、ようやく隣接する宿「吉田屋」へ向います。
楕円型の建造物は、夕方からOpenする「足湯Bar Chronicle Terrace(クロニクルテラス)」です。
RECEPTION & LOBBY LOUNGE(レセプション & 談話室)
旅館レセプションです。チェックインは「テーブル」若しくは「囲炉裏」で「嬉野茶」を頂きながら行います。
躯体は古い建物ですが、内装をリノベーションしモダンな空間へと仕上がっていますね。また、このスペースは「談話室」として夜間も解放されており、入浴後の「休憩所」としても利用可能です。
壁面に映し出された「時計」は17時を回っていました。16時にはパーキングへ到着していましたので、小一時間ほどShopやCafeへ寄り道していたことになります。
水分補給のための「レモン水」や、奥には「喫煙スペース」も併設されています。
「嬉野茶」と嬉野茶の「フィナンシェ」を頂きながらチェックインを行いました。場所柄、さすがに「お茶」は美味しいです。
2F GUESTROOMS(2F ゲストルームフロア)
客室は全て2Fとなります。元は古い建物で急な階段を上がらなければならず、またエレベーターも無いため、年配の方には少々厳しい環境だと思います。
フロアには旧式の「ミシン」が飾られています。実際に使用されていた物のようですが、昔は自らの「足を動力」に動かしていたんですね。
「石」や「腰板」、「絵画」や「置物」等で壁面がデコレイトされています。
さらに奥へと進むと、ようやく今回滞在する客室へと到着です。