10月26日(土)から「奈良国立博物館」にて開催(期間:11/11迄)されている「第65回 正倉院展」の初日に併せて催された「アメリカン・エキスプレス(以下、アメックス)」主催・実施の「正倉院特別セミナー」へ参加してきました。
これは毎年開催されるアメックス会員向け2名50組(100人)限定のイベントです。
第65回 正倉院展
「正倉院展」は、聖武天皇・光明皇后ゆかりの宝物をはじめとする天平時代を中心とした約9,000点の美術工芸品や古文書を、年に一度、正倉院宝庫の扉が開き宝物が点検される機会に合わせて、数ある宝物の中から60点ほどが選ばれ公開されます。
一度展示された宝物は、その後10年は公開しないということですから、なかなか貴重な機会ですね。
この日は初日ということもあり、入場者の先頭は「朝4時」から並んでいたとのこと。
また、開催期間の平均入場者数は10,000人/日と、国内博物館における「展覧会」ではダントツの人気を誇ります。さらに、9,000点余りの中から毎年60点程の展示ですから、物理的に一生掛けても全てを見ることは不可能ということですね。
その騒々しさを余所に、相変わらず鹿達はマイペースでした。
東大寺
16時からのアメックス特別セミナーまで時間に余裕があったので「東大寺」へ参拝に訪れました。
さすが「木造軸組建築」世界最大の規模を誇る仏殿ですね、参拝者と比較するとその大きさが分かります。これでも江戸の再建時に、横幅は以前の2/3サイズへ縮小されているそうです。
本尊「盧舎那仏像」は大仏殿・八角燈籠と同じく「国宝」です。
アメリカン・エキスプレス 正倉院特別セミナー & 鑑賞会
参拝後、アメックス特別セミナーへと向かいます。会場は「仏教美術資料研究センター」となっており、セミナー受講後は、アメックスの案内で列に並ばずして「正倉院展」へ入場させて貰えます。
会場はほぼ満席です。空席が4席ほどありましたが、おそらく台風等の影響でキャンセルされた会員ではないかと考えられます。
このイベントはアメックスのマーケティング部門が運営しています。冒頭で挨拶されたマーケティング副社長の安岡氏(新規カード開発やイベント運営のトップ)も、イベントを取仕切っているマーケティング本部長の西郷氏も「女性」というところが、いかにもアメックスらしい組織構成ですね。
受講中の撮影及び録音等は全て禁止でしたので詳細を記事にすることができません。セミナーは今回の展示品を中心に奈良国立博物館 学芸部長の「西山氏」による歴史学を交えながらの解説でした。あっという間の1時間が過ぎ終了です。
受講終了後はアメックス社員が「AMEX提灯」で足元を照らしながら「正倉院展」会場まで移動・案内を行ってくれました。
この趣きある「仏教美術資料研究センター」は明治時代の建築物です。
アメックスから参加者へ渡された資料・ブローシャ等です。アンケートも同梱されていましたので、誠意をもって答え、返送したいと思います。
正倉院展の素晴らしさもさることながら、イベント(セミナー)も非常に有意義なものでした。来年も(自身?若しくは誰かが当選したら)ぜひ参加したいと思います。
- AMEX イベントレポート:2013年10月開催 第65回 正倉院展 特別セミナーと鑑賞会