先日、スーパーフライヤーズカード(SFC)のグレードを切替えました。ANA VISAプラチナ スーパーフライヤーズ プレミアムカード(以下、ANA VISAプラチナ プレミアム)です。
2012年12月17日から募集が開始され、発行開始から(2014年7月)現在で約1年半が経過しました。三井住友カード曰く「初年度1万枚の発行を目指す」という事でしたが、結果はどうだったのでしょう?公式で発表等は行われていませんので、三井住友カードのみぞ知る処です。
到着したキットには、カードの他「挨拶状・会員規約・基本情報・保険情報・SFC案内・グルメクーポン」が同梱されています。箱入りのキットは、過去取得した三井住友系のプラチナカード(プロパーカード及びヒルトン提携)と似たような内容ですね。
また、切替申込からカード到着までの簡単な経緯は、サブブログの方へ掲載していますので、そちらをご覧下さい。
スペック(三井住友)
- 発行元:三井住友カード
- 年会費:本会員80,000円(税別)/家族会員4,000円(税別)
- 総利用枠&一括枠:500万円
- リボ・分割・2回・ボーナス枠:200万円
- キャッシング枠:30万円
- 自動付帯保険:海外・国内旅行傷害⇒1億円(無条件付帯)/国内航空傷害:5,000万円(無条件付帯)/etc
三井住友カードとしてのスペックは、いわゆる「プラチナカード」に準じた内容となっています。よって以前取得した「ヒルトン Hオナーズ VISA プラチナカード」と同等です。利用枠も全く同じでした。
スペック(全日空)
- カード入会時:10,000ボーナスマイル
- カード継続時:10,000ボーナスマイル
- ANA搭乗時:カード種類別積算率50%
ANAカード側のスペックとして、昨年度までスーパーフライヤーズカード(SFC)会員であれば、一律50%のフライトボーナスマイルが積算されていました。しかし今年度(2014年)4月からカードの色に合せた差別化が開始され、フライトボーナスマイルの50%積算対象はプレミアムカード会員のみとなりました。表(画像)の通り、一般・ゴールドカード会員については改悪です。(※ダイヤモンドやプラチナ等のプレミアムステイタス保有者は、そのステイタス積算率が優先)
例えば「プレミアムステイタスを保有しないSFC会員」の場合で、プレミアム運賃:羽田⇒沖縄におけるSFC一般カードとSFCプレミアムカードの積算率差をみてみると、片道222マイルの差が生じます。
Others(その他)
今回のカード取得時に気付いた点として「ICチップのデザイン(形状)変更」が挙げられます。変更されたタイミングは分かりませんが、変更前までは(画像3枚目の)ゴールドカードと同様のデザインだったと記憶しています。
現在では公式サイトへ掲載されているように、一般カードも含め全て同形状のICチップに、またVISAロゴもカードのグレードに関わらず白抜きロゴへと統一されています。
三井住友VISAプラチナカードと比較すると、プロパーの方がより黒く(マットな)カードフェイスですね。そして最後に現在発行されている全て(3枚)のANAカード プレミアムを並べてみました。結局全て取得していますw
簡単に3枚のANAカード プレミアムを比較すると、年間決済額100万円と仮定した場合のマイル付与率は(リボ考慮等なしで)おおよそ、
- JCB :1.3% ⇒ 13,000マイル(年会費70,000円+税)
- VISA:1.5% ⇒ 15,000マイル(年会費80,000円+税)
- Diners:2.0% ⇒ 20,000マイル(年会費155,000円+税)
といった処で、ANA航空券や機内販売等の決済については全カード一律2.0%となります。ANA ダイナースプレミアムの2.0%付与は飛び抜けた数値ですが、その分年会費も2倍程の設定です。
しかし「マイぺイすリボ」を上手く利用すれば、ANA VISAプラチナ プレミアムの付与率は、おおよそ1.8%程まで上昇し、年会費コスト見合いでは最も効率が良いリータンになるカードだといえます。
※カード到着後から数日後に、思わぬ続きがありました。