眺めの良い部屋付き露天風呂から見える島は紀淡海峡に浮かぶ「地ノ島」と「沖ノ島」、そのムコウが和歌山市というロケーションです。よって毎朝の日の出が楽しめる眺望であるものの、残念ながら滞在した2日共に曇り空のため日の出を拝むことは叶わず。
↓画像はなんとか朝日が顔を覗かせた一コマです。到着日と異なり、愚図ついた天候が少々残念でなりませんでした。
旬鮮ダイニング 安坐(朝食)
ゲストの食事は全てB1に位置するダイニングレストラン「安坐(あざみ)」で頂きます。朝食は和食中心のブッフェとなり、↑画像がブッフェコーナーの全て。
地物を中心としたメニューとなっており、素材も味付けも良く満足の朝食といえます。
初日は海を横目にテーブルを選択↑。
2日目は↓2人用カウンターで海を眺めながら時間を掛けて頂きました。
旬鮮ダイニング 安坐(夕食①)
初日夕食のメインは淡路島の郷土料理「宝楽焼」、そのルーツを遡れば奈良時代に辿り着くそうで、焼き石に乗せて野焼きにしたのが始まりだとか。現在では陶器鍋に昆布を敷き、その上に魚貝類をおいて蒸し焼きにするのが一般的だそうです。淡路島名産の玉葱、明石の鯛と蛸、鳴門の金時、と調理法自体が蒸し焼きのため無駄な味付けもなく、各素材の美味しさが最大限に引き出されていました。特に玉葱の甘さが想像以上で、1箱購入し自宅へ郵送した程です。各料理については「お品書き」を参照下さい。
旬鮮ダイニング 安坐(夕食②)
2日目のメインは近海で採れた海の幸の大皿の造り。特に太刀魚は美味、愛媛・大分に次ぐ水揚げ量を誇るだけありますね。また連日提供された淡路牛(2日目は陶板焼)も非常に良質で、ブランド牛として人気が高いのも頷けたディナーでした。いずれもボリューム十分、かつ2日間にわたり担当してくれたスタッフも気持ちの良い接客で満足のディナーとなりました。
Check-Out
チェックアウト時間に合わせて到着した車は、アメックスに手配してもらった現地⇔伊丹間の送迎です。ドライバーも(車も)往路と同じ方で車中の会話も弾み、我々が立ち寄りたい処とリクエストすると快く対応してくれました(感謝)。レンタカーでの移動も考えたのですが、知らぬ土地でもあり、折角の温泉旅行が運転で疲れるのを避けた結果です。片道1時間半ですからね、レンタカー・ガソリン・高速代諸々を考えれば目的地だけを目指す場合、送迎も十分ありだと思います。何たってラクです。
往復共に立ち寄った神戸淡路鳴門自動車道の淡路サービスエリアは上下線から自由に行き来でき、明石海峡大橋の勇壮な景観を間近で楽しめます。ハイウェイオアシスも大型で、観覧車があるサービスエリアは初めて見ましたw Uタ一ン・上下線・一般道全てへ繋がっていることから、利用客が多いですね。九州では大分自動車道の別府湾サービスエリアが同じようなロケーションで人気を集めています。
このサービスエリアで玉葱を1箱購入⇒発送して帰路へと就きます。心身ともにリラックスできた淡路島、2泊3日では足りなかったので機会を見付けて再訪したいと思える場所がまたひとつ増えた旅でした。