本来であれば2泊3日を予定してた山荘天水での滞在も、翌日夕刻辺りから降り出すであろう大雪の予報のため、1泊2日の慌しい滞在となってしまいました。結果としては正しい判断ではあったのですが、折角足を運んだこの快適な宿に1泊は勿体無かったと感じています。
ということでこの滞在記後編では、前編で掲載しきれなかった夕食の様子や貸切風呂、ラウンジ、そして翌朝の朝食を掲載したいと思います。
Dinner(夕食)
我々が滞在した客室の夕食は基本的に部屋食の設定。囲炉裏の間で炭火の温かさを感じなかがら夕食を頂きました。その詳細はお品書き、提供された品は各画像をご覧下さい。
大分で美味しい食事を楽しむのですから、ここはやはり地元(安心院)産のスパークリングワインで乾杯でしょう。シャルドネ100%で国内でも非常に珍しい瓶内2次醗酵を経由し、出荷まで2年程を要したシャンパーニュにも負けない味わいです。
この特選豊後牛と冠地鶏の土鍋焼きは美味でした。
この夕食で一連の流れを対応してくれたスタッフはまだ20代の若い男性でしたが、サーブにおけるタイミングや身のこなし、また各種料理の説明と完璧な仕事振りで宿の教育と彼自身のモチベーションの高さに感銘すら覚えました。ウチの会社に欲しい人材ですw
Lounge(ラウンジ)
此方は母屋入口、レセプション横で運営されているラウンジです。ミネラルウオーターなどが設置され、滞在者は自由に頂き、また寛ぐことが可能なスペースとなっています。勿論用途はそれだけでなく、早朝は朝食会場、日中はカフェとして、そして夜間はバーラウンジとなりフル稼働しています。
玖珠川に合流する合楽川を見下ろすバーカウンターは、眺めも良く癒されます。ココで頂く珈琲やお酒は格別といえます。
客室での夕食を終え伺った夜間のラウンジはこんな感じ。ライトアップされた川沿いの木々が美しい。
お酒の品揃えはなかなかのもの。マスター曰く、在庫薄のため普段は提供していないという山崎18年を出してくれました(感謝)。
その山崎18年に私が舌鼓を打つ横で、妻はマスターお手製のプリンを満足そうに頬張っていましたw
Hotspring(貸切露天風呂)
この山荘天水に2泊したかった最大の目的は各種温泉の多さにありました。が、此度は1泊で帰宅したため全てを網羅することができず、利用した貸切露天風呂は3ヶ所(かま湯・きり湯・ひのき湯)です。この貸切湯や客室付露天風呂の他、滞在者全てが一堂に会する一般客室用の大浴場や桜滝を望む展望露天風呂などその湯量もさることながら設(しつら)えられた多くの各種温泉は必体験でしょう。ちなみに大浴場と展望露天風呂は他のゲストもいらっしゃるため撮影していません。
貸切露天風呂は1回45分間、事前に予約を行い時間に合わせて林道を歩き向かいます。また到着後や食後、起床後などを挟んで何度も足を運んだため画像は昼夜混在です。
貸切湯の入口、ココに用意されている温泉は5種類。
到着後に伺ったかま湯。ちなみにこの浴槽は鉄釜ですが、浴槽の底から泡が出るジャグジーとなっています。スタッフ曰くこのかま湯が最もオススメだとか。
合楽川の潺(せせらぎ)が心地良い。
此方は食後に伺ったきり湯。ライトアップされた川沿いが幻想的でした。
翌朝伺ったひのき湯は、檜の香りがより一層森林を引き立てていました。どの貸切湯も満足で、今回利用できなかったかわ湯・やま湯が心残りです。
Morning & Check-Out(朝食)
朝食会場は昨晩も利用したラウンジで頂きます。利用ゲストは4組ということから、おそらく露天風呂と囲炉裏が付いた客室ゲストのみがラウンジでの朝食となるようです。サラダやドリンク、卵や漬物などはブッフェ形式でメインの食事は予めテーブル上へセットされています。
朝食というには品数も豊富で食べ応えアリ。特に釜揚げ豆腐は美味しく頂きました。
そして食後はカウンターへ移動し、淹れたての珈琲を飲みながら窓のムコウに望む合楽川を眺めます。この後も時間まで客室の温泉を楽しみ帰路に就いたのですが、今回はやり残したことが多かったためタイミングを見て再度この宿へ伺いたいと考えています。