今年(2017年)7月に訪れた淡路島の洲本温泉は今回で3回目。その滞在から2ヶ月以上が経過していますが、その理由はこの記事と同日のサブブログを見て頂くとして、ようやく掲載へと辿りつきました。
色々な縁が重なり、淡路島の知人を訪ねるのが主たる目的であるものの、此度は妻とその家族(義父・義母・義妹)を伴い4名での旅。そして義母は車椅子という環境であるため、滞在先のホテルや宿において車椅子対応の客室というのが選択の大前提となっていることから、今回はその条件をクリアしたニューアワジグループの本丸ともいえるホテル ニューアワジを選択することに。
掲載するのは私と妻が利用した客室ですが、同タイプの2室を利用したため我々の滞在先もバリアフリー化されたものとなっています。その客室と食事などの風景を中心に簡単にまとめてみました(なんせ数ヶ月前なものでw)。
Check-In
まず始めに、画像↑がホテルニューアワジグループのマップです(PCやタブレットであれば画像をクリックすると拡大されます)。
前回が島花、前々回が花季というグループホテルを利用し、今回は赤枠のホテルニューアワジ。全館制覇するにはまだまだ時間が掛かりそう。ニューアワジと隣接する天原が(おそらく)ニューアワジグループ最高峰だと思われるため、機会をみて天原は攻めたい処です。
[blogcard url=”http://www.nein.in/travel/27673/”] [blogcard url=”http://www.nein.in/travel/24095/”]ホテルニューアワジは、やはり旗艦店だけあってフロント周りの規模は最大となっていますね。団体客にも対応できる広さです。地下にはゲームセンターまでありました。頭上を見上げれば格式高い折上格天井(つりあげごうてんじょう)の造り。
コレ↑が館内図。我々が今回滞在したのはヴィラ楽園というフルリノベーションされた全室専用露天風呂が付いた客室です。
ヴィラ楽園 宙の庭 桜楽
チェックインは客室でということから、そのまま6Fへ。ヴィラ楽園にはフロント横から自動ドアを抜けて専用のエレベーターでアクセスします。客室名は桜楽。確かおうらくと呼んだかとw
ヴィラ楽園には下層から海の庭、星の庭、宙の庭(そらのにわ)と階層に分けてカテゴリが異なり、桜楽は宙の庭に位置します。そして宙の庭の中にも大きく4タイプの客室に別れ、バリアフリー設計がこの桜楽ということでした(アメックスコンシェルジュ談)。客室プランは見ての通りで、広さはテラス込みの94㎡。ファミリー4名でも十分な広さですね。
客室玄関からは車椅子でそのまま入室できるようスロープ化となっており、トイレも間口が広く、各スペースへ続く仕切りにも段差がありません。専用露天だけはフラットな造りにできないためさすがに義母は利用できなかったようです。
が、7Fには車椅子の方が利用可能な家族風呂が用意されていて、そこで温泉を楽しんだよう。なので我々は6F、妻の家族は7Fという部屋割りでした。
客室の全貌はこういう感じ。ダイニングスペースが非常に広く、我々の客室で連日夕食を5名で頂きました。
露天風呂・テラス・設備
洗面から続くシャワーブース、専用露天、テラスも全て段差のないバリアフリー設計。
前回の島花、前々回の花季でも感じたことですが、露天風呂などの温度調節が絶妙で長時間入浴してしまいます。温泉に浸かりながら、海ムコウの関空へ離着陸する航空機をぼんやり眺めるのは時間を忘れますね。そして露天やテラスからは前回滞在した花島の客室(赤矢印)が見えました。
この海も随分と見慣れた風景になってきています。と書きながらまた足を運びたい衝動に駆られています。年内にもう1度行くか?w
客室内設備はネスプレッソを完備し、冷蔵庫内もスパークリングワインまで揃っています。そして今では当り前となったデジタルの館内案内。ペットボトルのミネラルウオーターは無料ということからシティホテルのクラブルーム並みといえますね。
専用ラウンジ 天空の桟敷
また、最上階にはヴィラ楽園滞在者だけがアクセスできる専用ラウンジ天空の桟敷が用意されています。ココには専用のコンシェルジュが常駐し、ソフトドリンクやPC、マッサージチェアなどを自由に利用が可能。天空の桟敷というからには眺めは最高なのですが、お子様を連れた奥様方がテラスに陣取ってくつろいでいたため撮影を断念しましたw
しかし滞在中再度足を運ぶことはありませんでした。なぜなら客室からの眺めと階層が異なるだけで、そこまで眺望に大差がなかったためです。フリードリンクなどに拘らなければ客室付の露天から眺める方が格段にいいと思います。
夕食
ヴィラ楽園滞在者の夕食は部屋食となります。妻の家族と共に我々の客室で食事を摂りました。本来であれば車椅子の義母たちの客室で食事の方が良いような気もしますが、部屋食ともなればホテルスタッフの出入りも頻繁になることから我々の客室でという選択です。初日はモエ・エ・シャンドンで乾杯。
出された料理を全て掲載するとなるとかなりの量のためピックアップしての掲載です。初日は淡路牛の焼肉がメイン。同時に出された明石の鯛飯が美味でした。
翌夕食のスタートはこの刺身から。ヴーヴ・クリコで乾杯し、この日のメインは鱧(ハモ)料理です。しかしもう1度淡路牛が食べたい!と義妹がワガママをいうため、淡路牛も用意してもらいましたw なので鉄板が2枚並んでいます。
前日の鯛飯が美味だったので、この日の蛸飯にも期待をしていると、やはり期待通りの美味。残った蛸飯が勿体無かったため、仲居さんへお願し、夜食用に御握りにしていただきました。
そして奇しくもこの日は私の誕生日ということからケーキが。どうやら義父たちが手配していたよう。またホテルニューアワジからもプレゼント(湯呑)をいただきました(感謝)。
月の道
以前、サブブログか何かで書いたような気もしますが、淡路島(特に洲本温泉界隈)ではハイボールというメニューを殆ど見かけません(私は勝手に淡路島あるあると呼んでますw)。なので初日・二日目ともに客室で自家製ハイボールをいただきます。しかもこの白州のミニボトルは、私が洲本の知人と会っていた間に義父たちが日帰りで行った徳島で手に入れてきたものです。
その貴重なお酒をいただきながら、ほぼ満月に近い月を肴にテラスで寛ぐ時間が最高でした。海に反射する月の道が美しいですね。
勿論、客室の露天風呂からも月の道を楽しみました。
朝食
朝食は1Fでのブッフェ(初日)と部屋食(二日目)を選択。モーニングブッフェの会場は約400帖ともいわれる大会場です。
行ってみると聞いた通りのデカさw ヴィラ楽園以外の滞在者の殆どがココで朝食を摂るためこの広さが必要なのでしょう。しかし広過ぎて各ブッフェ台の移動でも大変です。そしてエッグコーナーならぬたまねぎコーナーは淡路島らしい演出。シェフがたまねぎを焼いてくれますw
2日目の朝食は各自の客室で部屋食をいただきました。よってこの日は妻と2人での朝食です。朝日を浴びる海を眺めながらゆっくりと食す朝食は美味しいという他ありません。
Check-Out
2泊3日の旅も気付けば終わりに近づき、大量に購入したたまねぎやお土産を宅急便で出しチェックアウトを行います。滞在した日中のアクティビティでは渦潮クルーズや釣りなども楽しみました。その際の様子は機会があればサブブログの方にでも掲載したいと思います。それよりなにより今回の旅を義父や義母がとても楽しんでくれたのが嬉しいことでした。
体調次第では今後ますます旅が困難になるであろう義母ですが、負担の掛からず快適な旅ができる手段がある限り、できうる範囲で連れ出そうと考えています。勿論、我々自身も楽しみながら