先般滞在した那覇でのひとコマです。知人のバーテンダーにオーナーを紹介してもらい伺ったのは、那覇の歓楽街である松山にもほど近い久茂地の一角。その名もBAR ALCHEMIST(アルケミスト)。
ココは、なんでもミクソロジースタイルのバーなのだそうな。ミクソロジーとはMix(混ぜる)とology(科学・学問)を合わせた造語。要は混ぜることを追求し、蒸留器や液体窒素、カーボネイトシェイカーなどなど、様々な素材・機材を駆使しカクテルを提供しています。
店内はラボ(ラボラトリー)風の佇まい。も、奥にはテーブル席と個室も用意されており意外に広い造り。しかしココではカクテルを産み出すバーテンダーの所作を見るのが最も楽しそう。
またカウンターの背面棚のボトルは(おそらく通常のボトルから移したのでしょう)全て透明の瓶で統一する拘りようで、我々にはどれがどのお酒だか全く分かりませんw
そして今回、さまざまなカクテルをいただいたのですが、やはり映えるw のは液体窒素を使用したカクテルですね。
液体を固体に変える工程で使用するようです。そうして完成したのが、
マスカットとナイトロ液体窒素カクテル。工程は映えますが、飲み物ではありません、食べ物ですw しかし今まで感じたことのない食感で美味い。スムージーやジェラート、ソルベなどとはまた異なる食感となっています。
その他いただいたのはコチラ↑。
右上:食べる真空調理のサングリア
左下:ドラゴンフルーツとローズのカーボネイトマルガリータ
右下:イタリアンネグローニ
どのカクテルも地元沖縄の素材と最新機材を使用しており、かなり手が込んでいます。ちなみに下段2種類のカクテルは裏メニューとなっているようで、オーナー自らが出してくれました(感謝)。
とまあ、これだけ沖縄に来ていてもまだまだ伺ったことのない楽しいお店はあるもので、今回のアルケミストも今後は那覇市内パトロールの1店舗へ追加することとなりましたw
那覇市久茂地周辺で〆のバーをと考えた際には1度足を運んでみることをオススメします。