昨日、JAL・JALカード・三菱UFJニコス(以下、MUFG)の3社共同リリースにて『JAL アメリカン・エキスプレス・カード』を2012年12月25日より入会申込受付開始する予定であると発表しました。
◆普通カードは初年度年会費無料の非常にお得なキャンペーン を実施しています。
新カードは『普通カード・CLUB-Aゴールドカード・プラチナ』の3種類を用意し、いずれのカードでも、同伴者1人を含む空港ラウンジ(カードラウンジ)の利用や、当然のことながら旅行等のカード付帯保険サービスを付帯しています。
特にJALカード初の発行となる『プラチナ』では『プライオリティ・パス』や24時間対応の『プラチナ・コンシェルジュサービス』が提供されますが、これも今や当然の付帯サービスですね。
また、『CLUB-Aゴールドカード・プラチナ限定』で『JALグループ航空券・機内販売などの購入』に対し、既存サービスの『ショッピングマイル(2倍)』に加え、『アドオンマイル』なるものが積算されるようです。それによりCLUB-Aゴールドカードでは合計100円で3マイル、プラチナでは合計100円で4マイルが貯まるカードとなってます。
発行スタイルはMUFGがアメックスのライセンスを利用する形となっているため、審査はMUFGが行います。故に年会費も総じて抑えられています。これがアメックス発行のプラチナであれば、サービスのクオリティは向上しますが、年会費としては10万を超えるカードになったことでしょう。
ここ最近、MUFGは大学系クレジットカードを中心に『アメックス・ライセンス』を利用した発行を連発していて、その殆どが21,000円程度の安価なプラチナカードを発行する戦略となっています。さらに、プレミアム系カードにおいてANAカードの後塵を拝する状態のJALカードとしては、ホルダーからアメックスブランドやプレミアム系の要望も多かったでしょうから、2社の思惑としては一致するためスムーズな商品開発に至ったものと推測します。