本日、会社の電話会議で、9月から『JTB Bzit』を導入する旨の報告がなされました。これはJTBのシステムを通して、旅券や宿泊・レンタカーを一括予約し清算できる法人用の出張手配サービスです。
先月の東京本社出張 時に、私はファイナンス部門から導入についての相談を受けていたこともあり、何の驚きも無かったのですが、他のブランチ(branch)や同僚たちは一様に驚いていました。
国内外含めとにかく出張や各種イベントの多い会社ですから、各社員の年間における経費立替は相当なものです。私自身、昨年1年間の経費立替は800万近くに上り、これは私の年間カード決済額の約40%程となるため相当なものですね(全てがカード決済とは限りませんが)。
また、経費における交通費(主に航空券代)と宿泊費が7割方を占めますので、昨年実績から約560万程の決済額が今後会社への(JTBから)直接請求となる計算です。
Expense(清算)を怠るとそれなりの額を各自が建替えて支払わねばならず、社員の性格によっては大変負担となっていたこともまた事実でした。しかしその反面、立替決済によるマイルやポイントはかなりのスピードで貯まります。
よって賛否入り混じった反応でした、気持ちは理解できます。
IDやPassが各自へMailで配信され、来月からの出張手配を先ほど行いましたが、航空券に関しては『ANA@desk・JAL オンライン・SF-Biz(スターフライヤー)』を使用でき、また法人顧客向けの各キャリア独自キャンペーンも展開されているようです。
JAL オンラインではクラスJのアップ・チャージ無料のキャンペーンが実施されています。ANAとの差別化や法人向けにはよいキャンペーンですね。
今後、面白いキャンペーンがあれば紹介していきたいと思います。
予約画面や予約操作も各キャリアの一般予約と全く変わりませんし、搭乗マイルも今まで通り各個人への付与ですので立替以外に何ら変化はありませんが、これによって『ANA ダイナース SFC プレミアム』と『JGC Club-A VISA』の2枚が単なるマイレージカードと化しました。