人吉温泉 清流山水花 あゆの里
先週末は私の両親を伴い、熊本県は人吉市の人吉温泉あゆの里へ滞在してきました。熊本県とはいえ、県の最南端に位置するため宮崎県との県境です。よって遠いw 車での移動時間は休憩なしで見ても福岡市から約2時間半ほど掛かります。
その人吉温泉街の中心に位置するあゆの里は清流とも呼ばれる球磨川、そして人吉城址を眺めながら温泉が楽しめる宿で、両親たってのリクエストでした。年末年始は我々が不在のため、少し早めのクリスマスプレゼント、もしくは年末挨拶も兼ねた久し振りの親子旅行ともいえます。
宿の玄関へ車を乗り付けると、あとはスタッフが全てを行ってくれます。いわゆるバレーパーキングサービスですね。そして玄関横には足湯のスペースが。そんな施設を眺めながらフロントへ足を運ぶと、そのままゲスト用ラウンジへと案内されチェックイン作業を行いました。
ゲストラウンジ天の川
1F奥のゲストラウンジは2Fまでの吹き抜けで正面には球磨川や人吉城址が一望でき、非常に豪勢な造り。週末はココでバーライヴが開催されるそう。また、茶を点(た)てるスペースも設けられていました。
ちなみに吹き抜けの2Fスペースは披露宴や朝食・夕食の会場となっています。この日は土曜日、ちょうど披露宴が催されていたようで、多くの参加者で賑わっていました。一方、我々は到着後のドリンクサービスなどを受けながらチェックインの手続きを終え、客室へとアサインされます。
和モダンビュールーム
今回滞在した客室は2012年に改装されたという約10帖+広縁の和モダンビュールームです。露天付きの客室を望んだものの既に満室であったことから、この客室を2部屋予約、リクエスト通り両親たちと隣同士の客室を用意してくれました。
コンパクトなサイズながらも改装して5年ほどのため設備は新しく、落ち着いた空間です。
ちなみに此方は両親が滞在した和モダンビュールームの広縁スペース。同じ客室名(よって客室料は同じ)でも此方は我々の客室の1.5倍ほど空間で広めのタイプ。此方にアサインされた方はラッキーですね。
夕食
夕食は部屋食でなく2Fレストランを選択。焼き物系がある場合、その匂いなどが翌日まで客室内に残ることから最近では部屋食を敬遠するゲストも多いようですね。我々も他人のことはいえませんがw
提供された料理は一部のみ掲載。ボリュームはほどほどに、我々にとって適量でした。
特に地元の特産でもあり、また宿名にもなっている鮎が美味。この時期でこの美味しさですから、次に足を運ぶ際はぜひ夏場にしたいと思います。
ゲストラウンジ&バー
食後はゲストラウンジへ立ち寄りバーライヴを観賞。ワンドリンク制ということからゼクト(ドイツのスパークリングワイン)をオーダーしました。宮崎県との県境で山間の宿ながら、各種アルコール銘柄は非常に充実している印象です。
続いて、ライヴ終了後はゲストラウンジ奥に位置するBar木綿葉川(ゆうばがわ)で仕上げの一杯を。小振りですが、かなりオーセンティックなバーです。しかも浴衣で楽しめるのがいい。
ココでくだらない会話を交わしつつ、久し振りに泥酔した父の姿を見ましたw
温泉&露天
此度の滞在におけるメインは温泉ですからコレを掲載しないと話しになりませんね。人吉温泉の泉質は美肌効果の期待出来る塩化物・炭酸水素塩泉。効能は神経痛や関節痛、動脈硬化や疲労回復に効くそうな。
3Fと5Fの大浴場が昼夜で男女と入れ替わり、1泊すればそのどちらの浴場も利用できます。夕刻には生ビールのサーバーで風呂上がりの一杯も楽しめるためビール好きにはたまりませんね。
そして客室同様、露天風呂からも球磨川の流れが一望できます。空気が澄んで冷たいなか、適温の温泉が心地良くついつい長湯となるのは当然のこと。日頃の疲れを癒すべく何度も客室と温泉を行き来したのはいうまでもありません。
Check-Out
翌日は朝イチから温泉を堪能し朝食会場へ。あゆの里の名物とも呼ばれる朝食ブッフェは予想以上の内容と品数で驚きました。が、こんなにゲストが滞在していたのか?といえる人で溢れ、会場内の撮影は断念。
朝から鮎の姿焼きを提供する他、朝食会場には和・洋の様々な品が綺麗に並べられています。個人的にここまでの朝食ブッフェは見たことがない規模。前夜の深酒でグッタリしている父と、もともと朝食はあまり食さない私を横目に、朝からガシガシと食せる母と妻が羨ましいw
チェックアウトは通常11時も、その時間が非常に混み合うということで1時間レイトチェックアウトさせてもらい、さらに温泉を楽しみます。チェックアウト後は鹿児島まで下り、その後福岡まで移動。走行距離は2日で1,000㌔を越え、自宅へ帰り着いた時は癒した疲れがまた蓄積された、そんな旅となりましたw