※注】この券面はJCB オリジナルシリーズのプラチナカード登場時のデザインで、現在(2021年12月発行分から)は新しいデザインへと変更されています。
先般、記事にしてから約1ヶ月。このたびJCBオリジナルシリーズにプラチナカードが登場しました。JCB個人向けのカードグレードとしてはJCBザ・クラスに次ぐもので、コンシェルジュは勿論のこと、グルメベネフィットも付帯しているプレミアムカードとなります。
はやりJCBプラチナがローンチされましたね。下記はJCBのプレスリリースです。
日本発唯一の国際ペイメントブランド運営主体である株式会社ジェーシービーは、2009年より展開する「JCBオリジナルシリーズ」のラインアップとして、新たにクレジットカード3券種を追加し2017年10月24日(火)午後から募集開始いたします。
これまで、JCBゴールドカードの上位券種はJCBより入会のご案内を送付させていただく招待制をとっておりました。「JCBプラチナ」は、JCBゴールドカードの上位券種でありながら、招待制ではなく幅広い世代のお客さまにお申し込みいただけるカードとして、新たに募集いたします。
・JCBプレスリリースより一部引用
JCB曰く、今まではJCBザ・クラスを最高峰に、その2番手であるJCBゴールドザプレミアまで招待制を取っていましたが、このたび発表したJCBプラチナはJCBゴールドザプレミアより上位券種であるものの申込制にするということです。これによりJCBザ・クラスは確固たる地位が、一方JCBゴールドザプレミアは微妙な立ち位置になったといえます。
何故ならJCBゴールドザプレミアは、あくまでJCBゴールドのオプションサービスとJCBが説明している以上、プラチナの方が上位カードという設定なのです。
・JCBザ・クラス > JCBプラチナ > JCBゴールドザプレミア > JCBゴールド > JCB一般カード
今までは提携カード(ビジネスカード含)など、個人カード(オリジナルシリーズ)以外の最高峰としてしか発行されてなかったプラチナでしたが、ここに来てザ・クラスとゴールドザプレミアとの間に割って入る形となりました。なんだか新入りなのにいきなりナンバー2かよ!というモヤモヤ感は否めませんがw
しかしゴールドザプレミアの場合は現時点で年間100万円決済を2年連続しなければならないハードル(というか、確固たる実績)もあるため、個人的にはプラチナ≧ゴールドザプレミアと表現しても良いような気がしています。
JCBプラチナカードのスペック
・名称:JCBプラチナ
・入会:申込制
・基準:25歳以上
・会費:本会員25,000円+税/家族会員1名無料・2名以降3,000円+税
・与信:入会時150万円以上
・保険:海外・国内最高1億円@自動付帯
・付帯:プライオリティパス/グルメベネフィット/JCBプレミアムステイプラン/USJ JCBラウンジ/JCBラウンジ京都など
・手配:プラチナコンシェルジュデスク
まず始めに、カード名称がJCBプラチナで止まっている(JCBプラチナカードでない)のは、アメックスが保有する商標(プラチナカード)の影響かも知れません。ゴールドの名称はJCBゴールドカードですから明らかに不自然ですねw
JCBプラチナの入会基準は25歳以上と割と開かれた環境にあると感じます。25歳は大卒3年目ですからね、ひと昔前なら30歳以上の設定だったでしょう。そして年会費25,000円+税は想定した通りでした。
また付帯する旅行傷害保険は国内・海外ともに最高1億円が自動付帯します。これは旅行代金の決済など不要で、カードを保有しているだけで補償されるスグレモノ。
そしてJCBオリジナルシリーズではJCBザ・クラス以外で初となるグルメベネフィットが搭載されています。対象レストランのコース料理を2名で利用し、1名が無料となる人気のベネフィットで、このためだけにJCBの提携プラチナカードを保有していた人もいるほど。JCBプラチナを取得したらまず初めに体験したい特典ですね。
さらにJCBラウンジ京都や京爛漫、USJ内のJCBラウンジなど、JCBが展開する特典サービスのほぼ全てが利用できます。JCBの上位カードですから当然といえば当然ですがw JCBザ・クラスとの差は年会費とメンバーズセレクションくらいです、ほぼ差はありません。
プレミアム系カードに必ず付帯してなければならないサービスといえばコンシェルジェデスクですね。これもJCBザ・クラスと同じコンシェルジェデスクですから不安要素はなく、国内屈指のコンシェルジェデスクでさまざまなことに対応してくれるでしょう。稀に、慌てたのか?ザ・クラスコンシェルジェデスクです!と電話に出ることもありますw
発表される前は正直なところザ・クラスの廉価版のようなスペックかと思っていました。しかし、その予想は覆され、ザ・クラスのサービスと大差のないコストパフォーマンスの非常に高いカードへとJCBプラチナは仕上がっています。この辺りはさすがJCBだといえますね、JCBゴールドでは物足りない人へオススメできるプレミアム系カードでカードフェイスも良い。
しかも現在は最大で19,000円分が獲得できる入会キャンペーンも実施されています。詳細は下記↓ボタンよりお進みください。